「欽ちゃんのシネマジャック」の版間の差分

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「'''欽ちゃんのシネマジャック'''」(きんちゃんのシネマジャック)は、1本15分の短編映画を5本立て[[1993年]]1本[[1994年]]つき300円、見たい本数分だけ自己申告制で払うというユニークなシステムで[[東宝]]系にて上映された、[[日本]]の[[オムニバス]]作品[[短編映画]]である
 
製作総指揮の萩本欽一により、新しい興行方法が提案された。それは、「1本15分の短編映画を5本立て」「1本につき300円」「見たい本数分だけ自己申告制で払う」というシステムだった。[[1993年]]、[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]特別映画賞を受賞。しかし、興行としては不調に終わった。
[[萩本欽一]]発案・製作総指揮。 [[1993年]]に第1回、[[1994年]]に第2回が上映された。
 
1993年[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]特別映画賞受賞。
[[萩本欽一]]が自ら総額2億円の製作費を用意し、1本4000万円で製作させている。上映時間15分は「1本の映画のテーマを伝えるのには15分で充分」という考えからだった。
 
ビデオ化にあたっては、内容により「ゲラゲラ編」「ドタバタ編」「ほのぼの編」「ドキドキ編」の4巻に分けて収められている。ビデオ化されたもの以外にも、歌手の[[さだまさし]]が監督した『さだおばさん』(原作:[[原田泰治]])などがある。
 
== ゲラゲラ編 ==
* 「なんかヘン?」製作:萩本企画、石原プロモーション 
*: 監督:萩本欽一、脚本:萩本欽一、[[植竹英次]]、[[大岩賞介]]、音楽:[[門司肇]]
*: 萩本欽一/[[佐野啓子]]/[[関山耕司]]/[[苅谷俊介]]
* 「なんかヘン?PART2」製作:石原プロモーション 
*: 監督:萩本欽一、脚本:[[詩村博史]]、[[永井準]]、[[鈴木しゅんじ]]、[[鶴間政行]]
*: 萩本欽一/[[桃井かおり]]/[[中居正広]]
* 「邦ちゃんの一家ランラン」(アニメーション)製作:[[日本アニメーション]]、萩本企画
*: 監督:[[石黒昇]]、脚本:[[宮崎晃]]、音楽:[[大谷和夫]]
*: (声)[[山田邦子]]
 
== ドタバタ編 ==
* 「生きる ある臨死」製作:マイルストーン
*: 監督:[[山本晋也]]、脚本:[[岩城未知男]]
*: [[イッセー尾形]]/[[真木洋子]]/[[安部譲二]]
* 「食べる ある愛のカタチ」製作:マイルストーン
*: 監督:山本晋也、脚本:岩城未知男
*: [[三木のり平]]/[[かとうれいこ]]/[[丹波哲郎]]/[[なぎら健壱]]/[[富士眞奈美]]
* 「元禄女太陽伝」製作:ゆまにて、シネマ・パラダイス 
*: 監督:渡辺寿、脚本:[[金子成人]]、音楽:[[溝口肇]]
*: [[高橋ひとみ]]/[[大沢健]]/[[山口美和子]]
 
== ほのぼの編 ==
* 「港」製作:[[石原プロモーション]] 
*: 監督:萩本欽一、脚本:[[君塚良一]]、原作:[[吉岡たすく]]、音楽:[[都倉俊一]]
*: [[渡哲也]]/[[田中美佐子]]/[[堀裕晶]]
* 「蛍の光」製作:[[石原プロモーション]] 
*: 監督:萩本欽一、脚本:萩本欽一/[[マキノノゾミ]]/[[君塚良一]]、音楽:[[鈴木清司]]
*: 渡哲也/[[宮沢りえ]]/[[仲代達矢]]/[[関根勤]]
* 「やさしい嵐」製作:[[石原プロモーション]] 
*: 監督:萩本欽一、脚本:[[君塚良一]]、原作:[[安部譲二]]
*: [[柳葉敏郎]]/[[大塚寧々]]/[[大沢樹生]]/[[高品格]]/[[見栄晴]]/[[東貴博]]
 
== ドキドキ編 ==
* 「探偵~ハーレム・ノクターン~」製作:プルミエ・インターナショナル
*: 監督:[[黒沢直輔]]、脚本:[[阿久悠]]
*: [[橋爪功]]
* 「女とおんな」製作:プルミエ・インターナショナル、成龍影業公司
*: :[[ジャッキー・チェン]]、監督:[[スタンリー・クワン]]
*: [[マギー・チャン]]/[[ジョセフィーヌ・シャオ]]
* 「きっと、来るさ」製作:ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
*: 監督・脚本:[[市川準]]
*: 萩本欽一/[[高泉淳子]]