「ガイウス・ドゥイリウス」の版間の差分

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'''ガイウス・ドゥイリウス'''('''Gaius Duilius'''、[[紀元前3世紀]]、生没年不詳)は[[第一次ポエニ戦争]]の時期に登場した[[共和政ローマ]]の政治家。
 
詳しい家系などは分かっていないので、当時ローマ社会に台頭しつつあった新興階級であったと考えられている。このような古来からの社会的なつながりのない家系にも関わらず、[[カルタゴ]]との軋轢がもとで[[第一次ポエニ戦争]]となると[[コンスル]]に当選する。同僚コンスルの[[グナエウス・コルネリウス・スキピオ・アシナ]]とともに軍を統率する立場ではあったが、後続部隊を率いており、あまり活躍は期待されてはいなかった。しかし操船に不馴れなローマ軍は緒戦で同僚のスキピオ・アシナが捕虜となってしまい、ドゥイリウスは総司令官となってしまい、その後カルタゴ司令官[[ハンニバル・ギスコ|ギスコ]]率いる残存勢力と遭遇する。そして[[ミラッツォ|ミラエ]]沖の海戦で大勝利を納める。これはローマ軍の新兵器「[[カラス]]」を功を奏した結果であった。ドゥイリウスはこの戦いで多くの敵船を拿捕、その中には敵将ギスコの乗る旗艦も含まれていた。この戦いはローマの軍が海戦で始めて勝利をおさめた戦いであった。