「幻想小曲集作品12 (シューマン)」の版間の差分

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: 音はきわめて速く、軽やかに鍵盤上を駆け巡る。それは一時の夢を見ているようである。その弾きにくさからしばしば「指のもつれ」と揶揄される。中間部は変ニ長調のコラールとなり、下属調の変ト長調で主題再現、半音下のヘ長調に戻る。
; 第8曲 歌の終わり Ende vom Lied ヘ長調
: '''Mit gutem Humor''' (適度なユーモアをもって ; Con buon umore)
: [[クライスレリアーナ]]でも見られるように、シューマンは曲集の最後で度々[[ユーモア]]を用いた。オクターブが折り重なって音楽ができあがっていく様を、シューマン自身は「結婚式と葬式の鐘が入り混じって聞こえてくる」と表現した。コーダは瞑想的なコラールとなり、静かに鐘の余韻が響いて、終わる。