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== 物語における重要性 ==
ヴァルダが中つ国のエルフのために二つの木から集めた雫を天空にまいて星々を創り出したとき、二つの木はまだ健在だった。[[オロメ]]がエルフたちにアマンへの渡航を促すため3人のエルフを使節として選びヴァリノールに連れて行った際に、エルフたちが最も感動したのは二つの木であったと思われる。とりわけ[[シンゴル]]は[[メリアン]]に出会う以前は、ヴァリノールの光を再び見たいという欲求を動機として大いなる旅を続けたといわれている。また二つの木の光は、後にエルフを光を見た[[カラクウェンディ]]と光を見ることなく中つ国に留まった[[モリクウェンディ]]を分ける基準となっており、作中では前者が後者より優れるという描写が様々な形で為されている。</br>
[[第一紀]]ではその歴史全体において、汚れなき二つの木の光を内に宿す唯一の存在である[[シルマリル]]を所有したいという者たちの欲望に強い影響を与えている様子が描かれている。[[第二紀 (トールキン)|第二紀]]と[[第三紀 (トールキン)|第三紀]]ではテルペリオンに由来するヌーメノールとゴンドールの白の木が両王国の象徴とされ、また[[ドゥーネダイン]]とエルフとの古くからの結びつきを思い起こさせるものとして描かれている。しかし白の木と両王国の関係はより深いものかもしれない。何故なら白の木の破壊もしくは枯死は必ず王国の存続に関わる問題と結びついており、より強い神秘的な絆の存在が伺われるからである。</br>
 
<!--== External significance ==