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'''園田事件'''（そのだじけん）は、[[日本]]の[[園田競馬場]]において、レース[[競馬の競走|競走]]の成立に関する[[審判]]が原因となって起こった[[暴動]]である。'''園田焼き討ち事件'''、'''園田騒擾事件'''、'''スマノダイドウ事件'''などともいわれる。
== 概要 ==
[[1974年]][[1月30日]]、園田競馬場において行われたレース第8競走で[[アングロアラブ]]の強豪馬・である[[タイムライン (競走馬)|タイムライン]]と[[スマノダイドウ]]の対決が実現した。
しかしレースこの競走ではまずスタート時に両馬の[[競馬場#発馬機|ゲート]]に異常が起こり、ともにスタートの開くタイミングが4頭だけ遅れる[[カンパイ_(競馬)|カンパイ]]と呼ばれるアクシデントが発生した。その後ゲートの調整を行い二度目のスタートが切られたが、今度はタイムラインとスマノダイドウの2頭だけゲートが開くタイミングが遅れたが、一度カンパイを行い発走時刻が大幅に遅れたこともあり競走はそのまま続行され、圧倒的人気の2頭は後方からレースを進めたものの結局スマノダイドウは3位、タイムラインは4位で入線したが観客からスタートの遅れ（[[カンパイ_(競馬)|カンパイ]]）を指摘する声が相次ぎ、これを受けて主催者はレースの競走不成立を発表した。
これに対し本来的中[[投票券 (公営競技)|馬券]]であった馬券を所持する観客を中心に不満を訴える声が殺到し、一部が暴徒化、[[競馬場]]施設の占拠および施設への[[放火及び失火の罪|放火]]、売上金の[[強盗]]などを内容とする[[暴動]]が発生し、第9競走以降は続行不可能となり、不明金額7600万円、備品などの損害金額は3600万円に上った。
事件を受けて[[兵庫県競馬組合]]は競馬開催を約3ヶ月開催18日間自粛し、また競馬開催そのものの廃止が検討される事態となった。
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[[Category:地方競馬のエピソード|そのたしけん]]
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[[Category:暴動]]
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