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'''黒木 靖夫'''(くろき やすお、[[1932年]][[10月2日]] - [[2007年]][[7月12日]] )は、[[日本]]の[[インダストリアルデザイナー|工業デザイナー]]。[[株式会社]]黒木靖夫事務所代表。株式会社[[ソニー]][[株式会社]]元取締役。
 
[[千葉大学]][[工学部]]工業意匠科卒業後、[[そごう]]デパートへ入社。新聞でソニーの求人広告を見つけ中途入社する。ソニー創業者の[[盛田昭夫]]、[[井深大]]に見い出され、とくに盛田昭夫とは社長と社員という枠組みを超えた強い信頼関係を生涯に渡り築く。
ソニー[[ウォークマン]]開発プロジェクトのリーダーを務め、'''Mr.ウォークマン'''と呼ばれていた。その後ウォークマン開発の功績を買われソニー取締役に就任したが、1993年に退職。同年に前[[富山県]]知事[[中沖豊]]氏に請われ、富山インダストリアルデザインセンター(後に[[富山県総合デザインセンター]]に発展改組)所長に就任し、デザインマネジメント導入による産業振興に尽力。製品化を前提としたコンペ「とやまプロダクトデザインコンペ」を主催するなど、デザイナーと地域産業を結びつける様々な取り組みを行った。
 
「'''SONY'''」の[[ロゴマーク]]をデザイン、同社の主力テレビであった「プロフィール」プロジェクトリーダー、[[つくば万博]]にて「ジャンボトロン」担当。ソニー[[ウォークマン]]開発プロジェクトのリーダーを務め、'''Mr.ウォークマン'''と呼ばれていた。その後ウォークマン開発の功績を買われソニー取締役に就任する。ソニー企業株式会社社長を歴任したが、1993年に退職、独立する。同年に[[富山県]][[知事]]を務めた[[中沖豊]]に請われ、富山インダストリアルデザインセンター(後に現在の[[富山県総合デザインセンター]]に発展改組)所長に就任し、デザインマネジメント導入による産業振興に尽力。製品化を前提としたコンクール「とやまプロダクトデザインコンペ」を主催するなど、デザイナーと地域産業を結びつける様々な取り組みを行った。[[東北芸術工科大学]][[客員教授]]、[[成安造形大学]]客員教授、[[立命館大学]][[客員教授]]を歴任し、工業デザイナーの育成および工業デザインを通しての人材育成にも力を注いだ
 
2007年7月12日に胃癌のため74歳で死去した。
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== 略歴 ==
* 1932年 - [[宮崎県]][[西都市]]に生まれる
* 1957年 - [[千葉大学]][[工学部]]工業意匠科(現・デザイン工学科)卒業
* 1957年 - [[そごう]]デパート入社 宣伝部に配属
* 1960年 - 同社退職
* 1960年 - ソニー株式会社入社 広報課に配属
* 1988年 - 外国部次長・宣伝部長・商品本部長・クリエイティブ本部長を経て取締役就任
* 1990年 - ソニー企業株式会社代表取締役就任
* 1993年 - 同社依願退職 ソニー株式会社顧問就任
* 1993年 - 株式会社黒木靖夫事務所設立
* 1993年 - 富山インダストリアルデザインセンター所長就任
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* 「ビジネスマンのための個性育成術」 [[日本放送出版協会|NHK 新書]](2001)
* 「Mr. ウォークマンの他人とここで差が出る企画術」[[実業之日本社]](2002)
 
== 現在 ==
* (株) 黒木靖夫事務所 代表
* 富山県総合デザインセンター 所長
* (財) 日本産業デザイン振興会 審議委員
* (株) 東京海上研究所 評議委員
* [[東北芸術工科大学]] 客員教授
* [[成安造形大学]] 客員教授
 
==関連項目==
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==外部リンク==
*[http://www.innovative.jp/interview/2004/0721.php 黒木靖夫氏インタビュー(イノベーティブワン)]
*[http://www.su-mairu.com/designerfile/c_k_kuroki.html デザイナーズインタビュー 黒木靖夫]
 
 
[[Category:ソニーの人物|くろきやすお]]
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[[Category:1932年生|くろきやすお]]
[[Category:2007年没|くろきやすお]]
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