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AkioMtFuji (会話 | 投稿記録)
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現在は未開の地はほとんどないが、[[エベレスト]]や[[南極大陸]]など人類の多くが足を踏み入れる事が困難な場所に行くことも冒険といえるだろう。しかし、この場合[[探検]]と区別がつきにくいので、冒険の定義はやや曖昧となってしまう。
 
 
===学術調査としての冒険===
[[自然科学]]の発展と冒険の歴史は密接不可分であり、多くの冒険は現地踏査を目的として行われてきた。常人の立ち入れない領域に分け入り[[測量]]し、動植物や鉱物等の蒐集や観察を行うことは[[博物学]]の主要な研究手法である。近世では地図作成を目的とした航海や登山、秘境・極地踏査など、またダム建設や鉄道敷設のための実査がさかんに行われた。博物学者[[チャールズ・ダーウィン|ダーウィン]]が乗船したのは英国海軍の測量船であった。現代でも[[宇宙探査]]や[[深海#深海探査|深海探査]]、[[ケーブダイビング]]など人間を現地に送り込む手法での調査が行われる。また地理的な冒険だけではなく、不測の事態を前提としたある種の実験には冒険的要素が多分に含まれる。その結果として爆発事故や環境汚染など、医薬品や医療器具の生体実験の場合では深刻な後遺症や生命の危険をもたらすことがある。(参照:[[探検]])
 
===冒険の文学的表現===