「和製英語」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
箇条書きの空行を削除 Help:箇条書き
16行目:
 
== 和製英語の例 ==
(  ) 内は対応する英語。
 
=== 造語 ===
* アウトコース (outside) ※インコースも同じ(inside)。近年はアウトサイド、インサイドの方が定着しており、野球中継でアナウンサーが使うことはまずない
* [[RV|アールブイまたは RV]] (米の truck, van, SUV に相当) ※日本の業界関係者 (産業界およびメディア) が、主にアウトドア志向レジャー向け車輌をプロモーションするための日本独自定義用語として、米国で[[キャンピングカー]]を表す「RV」の表現を当てはめて、意図的に使用したもの。意味はレクリエーショナル・ビークル (レジャー向けの車) であると解説される。
 近年はアウトサイド、インサイドの方が定着しており、野球中継でアナウンサーが使うことはまずない。
* [[アフターサービス]] (customer service, user support, after care, service) <!--ただし、アメリカに逆輸出され、正しい英語と認める人も少なくない-->
 
*[[RV|アールブイまたは RV]] (米の truck, van, SUV に相当) ※日本の業界関係者 (産業界およびメディア) が、主にアウトドア志向レジャー向け車輌をプロモーションするための日本独自定義用語として、米国で[[キャンピングカー]]を表す「RV」の表現を当てはめて、意図的に使用したもの。意味はレクリエーショナル・ビークル (レジャー向けの車) であると解説される。
 
* [[アフターサービス]] (customer service, user support, after care, service) <!--ただし、アメリカに逆輸出され、正しい英語と認める人も少なくない-->
<!--* ウインカー(blinker, indicator, turn signal; 英 winker) (自動車の) ※自動車用語は和製英語の宝庫である。 昔はwinkerという表現もあったが、今では稀になっただけで、「和製」ではない -->
 
* [[LLC (不凍液)|LLC エルエルシー ロングライフクーラント]] (antifreeze coolants) ※米国でLLCといえば通常 Limited Liability Corporation《合同会社》を意味する。
 
* [[オーダーメイド]] (custom-made, tailor made, made to order)
 
* [[オートバイ]] (motorcycle, motorbike)
 
* オフィスレディー、[[OL]] (説明的に言うなら female office worker)
 
* [[警備員|ガードマン]] (watchman, security guard, guard)
<!--* カンコーヒー(can coffee)通常『[[缶コーヒー]]』と書かれるが、日本独自のもので海外にはない。(アジア諸国では非常に甘いものだが販売されている。)1969(昭和44)年に販売開始され、その後[[自動販売機]]とともに全国へ普及した。[[タイガー・ウッズ]]をCMキャラクターにした[[アサヒ飲料]]の製品がヒットしたため誤解が多いが、欧米では缶コーヒーは売っておらず、したがって飲まない。アメリカで「can coffee」と言うと、缶入りの、粉に挽いたコーヒー。売ってはいないが、スターバックスなどが配っている場合がある-->
 
* [[ガソリンスタンド]] (米 gas station, 英 petrol station)
 
* [[ガッツポーズ]] (victory pose) ※ボクサー[[ガッツ石松]]由来、および雑誌「ガッツボウリング」由来の両説がある。
 
* [[キーホルダー]] (key ring, key chain) ※キーホルダー(keyholder)だと鍵保管人を表す。
 
* [[キャッチボール]] (play catch, catch)
 
* [[キックボクシング]] (kickboxing) ※プロモーター(興行主)である野口プロモーションの[[野口修]]が命名。英語としても定着。
 
* [[グループサウンズ]] (mod-rock group)*英語のsoundに音楽の意味は無い。
 
* グレードアップ、バージョンアップ (upgrade, update)
 
* [[ゲームセンター]]、ゲーセン (video arcade, amusement arcade)
 
* [[コインランドリー]] (米 laundromat, 英 launderette)
 
* [[ゴールデンタイム]] (prime time) ※テレビ業界で夜19~22時頃のこと。
** ただし、[[プライムタイム]]は日本のテレビ業界では夜19~23時頃のことを指す。
 
* [[配線用差込接続器|コンセント]]
** 壁に埋め込まれた差込口は ((electrical) outlet, socket)
** 電気器具についている電源コードの先は (plug)
** ※"concentrate" (集中する) や "concentric plug" (同心プラグ) からといわれる。
 
* [[ハンドブレーキ|サイドブレーキ]] (hand brake, parking brake, emergency brake)
 
* [[サインペン]] (marker)
 
* サンドバッグ (punching bag)
* [[サンドウィッチ]]・・・フィッシュバーガーなどビーフハンバーグを使わないバーガーも英語ではサンドウィッチでありフィッシュバーガーはフィッシュサンドウィッチとなる。
* [[ジェンダーフリー]] (Gender Equality, Gender Blind) ※海外では使われない。くわしくは[[ジェンダーフリー#ジェンダーフリー概念の成立|該当項目]]参照。
 
* [[ジーパン]] (jeans)
* [[ジェットコースター]] (roller coaster) <!-- ジェット推進のコースターなんてあったら大変なことに… -->
 
* [[ジェットコースター]] (roller coaster) <!-- ジェット推進のコースターなんてあったら大変なことに… -->
 
* シルバーシート (priority seats)・・・但し、2007年現在で公共交通機関では「[[優先席]]」と改称されており、使用されていない。
 
* [[スキンシップ]] (personal contact, physical contact)
 
* [[スーツアクター]] ※該当語無し。[[ハリウッド]]では"stunt man" ([[スタントマン]])の役割の一部。
* スパッツ、スパッツタイツ (tights) ※単に"spats"だと短いゲートル<!-- (ガーター) ←ガーターgarterというとゲートルgaiterとは別のものでは? -->のこと。
 
* スパッツ、スパッツタイツ (tights) ※単に"spats"だと短いゲートル<!-- (ガーター) ←ガーターgarterというとゲートルgaiterとは別のものでは? -->のこと。
 
* [[スリーサイズ]] (measurements)
 
* [[Download Only Member|ダウンロードオンリーメンバー]] (蔑んで呼ぶ場合は leech)
 
* [[ダンプカー]] (米 dump truck, 英 dumper) ※カー (car) は列車の客車を意味するため、車輛を指して言うのは不適切。
* [[デッドボール]] (hit by pitch) ※「デッドボール」は、投球が打者に当たった際に宣言される、プレイ中断を意味する"Ball Dead"に由来か。
 
* [[チアガール]] (cheerleader)英語ではcheer girl は猥褻な意味であることが知られるようになり、現在では公的には死語化している。
* [[デッドボール]] (hit by pitch) ※「デッドボール」は、投球が打者に当たった際に宣言される、プレイ中断を意味する"Ball Dead"に由来か。
 
* [[チアガール]] (cheerleader)英語ではcheer girl は猥褻な意味であることが知られるようになり、現在では公的には死語化している。
 
* デコレーションケーキ (fancy cake)
 
* [[テレビゲーム]] (video game)
 
* [[ドライブイン]] (rest area) ※"drive-in" は車に乗ったまま用を足せる施設。
 
* トレーナー (sweat shirt) ※"trainer"は指導員の事。指導される実習生・教習生は "trainee" となる。
 
* [[トレーニングパンツ]]、トレパン (sweat pants) ※"training pants" は幼児のトイレしつけ用のパンツ。
 
* [[ナイター]] (night game)近年はナイトゲームも使われる。
 
* 野球場のバックネット (backstop)
 
* バックミラー (rear-view mirror)
 
* [[バスジャック]] (bus hijacking) ※バスの[[ハイジャック]]、となる。
 
* バージョンアップ (update, upgrade) ※バグの修正や小規模な改変は"update"、新たな機能の追加などは"upgrade"(前者は無料、後者は有料のことが多い)。
 
* [[パネラー]] (panelist)
 
* [[パワーハラスメント]] (bully)
 
* [[パンティストッキング]]、パンスト (pantyhose)
 
* [[ハンドルネーム]] (handle, screen name)
 
* [[フォアボール]] (walk, base on balls, ball four)
* [[ブックカバー]] (dust jacket) ※"book cover"は、アメリカの学校で教科書をカバーする際に使う紙、ゴム製のカバーを指す。
 
* [[ブックカバー]] (dust jacket) ※"book cover"は、アメリカの学校で教科書をカバーする際に使う紙、ゴム製のカバーを指す。
 
* [[押しボタン式電話機|プッシュホン]] (touch-tone phone)
 
* [[フライドポテト]] (米 french fries, 英 chips)
 
* [[プラスアルファ]] (additional value) ※速く書いた+[[X]] を +[[α]] と読み間違えたもの
 
* [[フリーゲージトレイン]]Gauge Change Train, Gauge Changeable Train
 
* フリーサイズ (one-size-fits-all)
 
* フリートーク (free conversation)
 
* 自動車のフロントガラス (米 windshield, 英 windscreen)
 
* ペアルック (same outfit, matching outfits, his 'n' hers)
 
* [[ペーパーカンパニー]] (dummy company, shell company) ※英語では製紙会社の意味になってしまう
 
* ペーパーテスト (written examination/test) ※ペーパーテストは紙質検査である
 
* [[ペーパードライバー]] (driver on paper only, ≒ Sunday driver) ※ペーパードライバー、"driver on paper only"が「免許だけ持っていて車はまったく運転しない」のに対し、"Sunday driver"は「たまにしか車を運転しないため運転がへたくそ」という意味合いがある。
 
* [[ベッドタウン]] (bedroom suburbs, bedroom community, dormitory suburb, commuter town)
 
* [[ベビーカー]] (baby carriage, stroller) ※"baby car"は小型自動車。
 
* [[ヘルスメーター]] (bathroom scale, scale)
 
* [[ボイスレコーダー]] (Dictaphone)
 
* [[マイカー]] (private car) ※"my car" は単に「私の車」で、自家用車の意味はない。
 
* [[マイクロバス]] (commuter van)
 
* [[マイナスイオン]] ※日本で作られた[[疑似科学]]用語であり、該当語無し。[[化学]]用語としての「[[陰イオン]]」はanionもしくはnegative ionである。
 
* [[マイブーム]] (personal taste)
 
* [[マイホーム]] (one's own home, one's own house]) ※家はハウスでありホームは家庭の意味である。
 
* [[マグカップ]] (mug)
 
* [[ムーンサルト]] (Tsukahara) ※英語では最初に披露した[[塚原光男]]の名前を取った。
 
* [[メールマガジン]] (email newsletter, ezine) ※特に[[まぐまぐ]]を初めとする無料配信代行サービスは日本だけのもの。
 
<!-- * [[モバイル]] (cell phone) mobileのカタカナ表記と推測されるが、従前の「モービル」の方が原語発音に近い。また、用法が余りにも限定され過ぎている。mobileはmobile phoneの略式として英国では使用されており発音は「モウバイル」←(注)この筆者には根本的な誤解があるようだが、単に「モバイル」だけで携帯電話の意味に受け取る日本人はいない。(携帯電話は「ケータイ」)そんな限定された用法は実際にはされていない。[[モバイル]] をよく読んでください。発音についても米語由来がモービル、イギリス英語由来がモバイルなだけで、米語に近い方が原語に近いというのは変である。-->
 
* [[モーニングコール]] (wake-up call)
 
* [[モーニングサービス]] (breakfast special) ※英語のmorning serviceは「朝の礼拝」の意。
 
* [[ユニットバス]] (modular bath, prefabricated bath)
 
* [[ライブハウス]] (club with live music, rock bar)
 
<!-- * [[ランニング]] (jogging)←(注)runningとjoggingは意味が違いますし、それぞれ英語として通用するはずです。辞書にもrunningにはランニング、joggingにはジョギングと訳されています。-->
 
* [[タンクトップ|ランニングシャツ]] (muscle shirt, wife-beater)
 
* [[本塁打|ランニングホームラン]] (inside-the-park home run)
 
* [[リサイクルショップ]] (second-hand shop, thrift shop)
 
* ラジカセ (boom box)
* [[Read Only Member|リードオンリーメンバー]] (lurker)
 
* ロケーションハンティング、ロケハン (location scout)
* ロータリー (米・rotary 英・roundabout) ※ロータリーはアメリカ英語である。
 
* ロータリー (米・rotary 英・roundabout) ※ロータリーはアメリカ英語である。
 
* [[ロスタイム]] (added time, additional time)
 
* ロマンスグレー (silver-gray hair)
 
* ロマンスシート(love seat)
 
* [[ワイシャツ]] (shirt) ※[[語源]]は、'white shirts'のイギリス式発音から。
 
* [[ワンパターン]] (manneristic, routine)
* 「統括者が組織内で独裁的に物事を動かす」という意味での[[ワンマン]] (dictatorial)
 
** ※運転手が運転の他、運賃収受を行う公共交通の運行形態である「[[ワンマン運転]]」"[[:en:Minnesota Transportation Museum#TCRT #1239|one-man operation]]" から転じて成立。
* 「統括者が組織内で独裁的に物事を動かす」という意味での[[ワンマン]] (dictatorial)
** "one-man operation," "one-man car" は性別を特定する語句のため、現代の米英では用いられなくなりつつある単語であるが、過去のバス会社の合理化事例の紹介など、歴史的文脈では登場する。
**※運転手が運転の他、運賃収受を行う公共交通の運行形態である「[[ワンマン運転]]」"[[:en:Minnesota Transportation Museum#TCRT #1239|one-man operation]]" から転じて成立。
**"one-man operation," "one-man car" は性別を特定する語句のため、現代の米英では用いられなくなりつつある単語であるが、過去のバス会社の合理化事例の紹介など、歴史的文脈では登場する。
 
====商標に由来====
 
* [[シャープペンシル]]、シャーペン (mechanical pencil, automatic pencil) ※早川金属工業株式会社(現・[[シャープ]])の創業者[[早川徳次 (シャープ)|早川徳次]]が発明した金属製繰出鉛筆の商品名に由来。''ever sharp pencil'' から。
 
* [[セロテープ]] (Sellotape, Scotch tape) 英国セロテープ社の商品名。米国では3M社の商標Scotch tapeが用いられる。
 
* [[チャック]] (zipper, fastener) ※正確には和製英語ではなく「[[巾着]]」に由来する造語。
 
* [[バイキング]] (buffet, all-you-can-eat, smorgasbord) ※帝国ホテルが米国映画『バイキング』(1958年公開) にちなんで名付けたのが始まりとされる。
 
* [[フリーダイヤル]] (toll free number]) ※[[NTTコミュニケーションズ]]の登録商標。
 
* [[無線呼び出し|ポケットベル]]、ポケベル (beeper, pager) ※ポケットベルは[[NTTドコモ]]の登録商標。ただし、2001年以降は「クイックキャスト」に名称変更され、2007年3月31日で事業終了。
 
* [[キャッチホン]] (call waiting)
 
* [[ナンバーディスプレイ]] (caller ID)
 
* [[セメダイン]] (glue, adhesive) ※日本のセメダイン社の商品名が由来。
 
* [[ホッチキス]] (stapler) ※米国E.H.ホッチキス社(E. H. Hotchkiss) の製品を日本で販売した際の商標「ホチキス自動紙綴器」が一般名詞や動詞として使われるようになった。[[JIS]]での呼称は「ステープラ」。現在では英語の音訳の「ステープラー」も広く使われるようになってきている。
 
* [[マジックインキ]] (marker) ※[[内田洋行]]の登録商標。製造・販売は[[寺西化学工業]]。
 
* [[マジックテープ]] (Velcro) ※「マジックテープ」は[[クラレ]]の登録商標。これに対する英語の"Velcro"も米国Velcro社の登録商標。日本でもファッション業界を中心に「ベルクロ」と呼ぶことが増えている。
 
* [[ロマンスカー]] (deluxe train) ※商標として用いたのは[[小田急電鉄]]。同項目を参照されたい。
 
=== 誤用 ===
([[日本語における外国語の誤用]]も参照)
* 「ダブル」の意味の[[W]] (double, D)  ※[[1990年]]頃の「W浅野」 ([[浅野温子]]・[[浅野ゆう子]]) など。Wの語源は「double u」 (二重のu) である。
* [[アイドリングストップ]] (stop idling) ※"idling stop"では「アイドリングしたままの停止」と正反対の意味になる。
* [[アイドル]] ※日本ではアイドル(女性)は慣習上「可愛らしさや清純さ、可憐さ、あどけなさ等を特徴、またセールスポイントとした若手の女性芸能人」を指すが、本来の英語におけるidolの意味ではない。
247 ⟶ 144行目:
* [[アルゼンチン]] (Argentina) ※"Argentine"はアルゼンチン人であり、"Argentina"がアルゼンチン。これを取り違える人も多い。
* [[カスタム]] (custom) ※本来の"custom"は[[オーダーメイド]]などの意味。
* [[カメラマン]] (= 写真家) (photographer) ※本来の "cameraman" は映画やテレビ撮影のカメラマンを指す (または "camera operator") 。
* [[カンニング]] (cheating) ※本来の"cunning"はずる賢いなどの意味。
* [[クリスタル]] (shiny) ※本来は、結晶という意味だが、きらきらしたものという意味で使われている。
257 ⟶ 154行目:
* 歌手やスポーツ選手などの「[[サイン]]」 (autograph) ※名詞の"sign"は「看板」などの意味。クレジットカードを使用する際の「[[署名]]」のことはsignatureという。
* [[シール]] (sticker) ※粘着剤付きで装飾用の紙などの小片、例えば「[[ビックリマン (シール)|ビックリマンシール]]」のたぐいは "sticker"だが、日本語の「ステッカー」と異なり、かなり小型のものも含まれ、大きさの区別は無い(日本語では小型のものをシール、大型の物をステッカーといって区別している)。付箋や荷札は "label"。本来の "seal"は印章、および (印章によって行われたことから) 封印の意味。英語圏でも「シール」と言って差し支えないのは封緘紙ぐらいか。
* [[ジャスト]] (exactly) ※"just 1000yen"(ジャスト1000円)は、英語では1000円ぴったりの意味にも1000円しかないの意味にもなる。日本語では「1000円丁度」と意味が異なる。因みに「12時ジャスト開始」は、"start at 12 noon sharp"。
* [[シュート]]を放つ (shot) ※"shoot"は動詞。
* [[ショット]]する (shoot) ※"shot"は名詞。前出の「シュート」と、意味が入れ替わっている。
* [[ショートケーキ]] ([strawberry] cake) ※米国で言う"shortcake"は、[[スポンジ]]の代わりに菓子パンの一種である[[ビスケット]](biscuit)を使ったケーキ。"short"は (食感が) さくさくしている、という意味。
* [[シルバー]] ※本来シルバーシート (priority seat) とは「優先席」のことであり、誤って老人のみを指すようになったものが、さらに「老人」を意味する形容詞化したもの。
* [[スイッチバック]]駅の一部  ※本来の"switchback"は、ジグザグの意味で勾配上に設置されるスイッチバック駅は語義どおりの使い方だが、[[遠軽駅]]、[[十和田南駅]]のように、一方側が行き止まりで単に方向転換をする駅をスイッチバック駅と称すのは誤用に近い。
* [[スキー]] (skiing)  ※"ski"という単語は「スキーをする」という意味の動詞か、「スキー板」という意味の名詞である。
* [[スケルトン (外殻)|スケルトン]] (translucent) ※原意は「骨格」、イディオムとして「(会社などの) 中核スタッフ」という意味だが、「透ける」という語感からの類推もしくは洒落で「内部構造が見える半透明なもの」という意味で使われている (AppleのiMac以降、日本でも半透明なボディという意味で"skeleton"の用法が普及している)。
* [[スタイ]] (bib)
<!--* [[ステレオ]]  ※年配者が「オーディオ機器」の意味で使うことがある。-->
* 本の「[[スピン (本)|スピン]]」 (ribbon, tassel)
* スペル (spelling) ※単語の「つづり」の意味で使われるが、"spell"には、「つづる」という動詞の意味か、名詞であれば「呪文」等の意味しかない。かつては、盛んに「間違いである」との指摘がなされていたが、最近は、ほとんど指摘されなくなったようなので、誤用として定着したと評価できるかもしれない。
* [[スマート]] (slim, slender) ※本来の"smart"はしゃれた、頭が切れるといった意味。
* スモークハラスメント (Smoking Harassment) ※日本語では煙草による[[煙害]]であるが、本来は喫煙者に対する非喫煙者からの弾圧・嫌がらせの意味。アメリカでは嫌煙活動の高まりから、本来の意味でこの"Smoking Harassment"が使われる事が多くなっている。
* スリップする (車が) (skid)
* [[センス]] がよい、悪い(good/bad taste)
* [[ソーラーシステム]] (solar battery) ※英語の"the solar system"は「太陽系」のこと。
* [[ダイエット]] ※本来の"diet"は腎臓病などを含む食餌(食事)療法の意だが、痩身の意に限定して使われている。
* タイム・フライズ・ライク・アン・アロー (Time flies.) ※日本語の「光陰矢のごとし」と英語の慣用句"Time flies."とが混ざった。
* [[ダイヤ]] (schedule) ※"diagram"は運行予定を表す線図だが、運行予定そのものはには使わない。
* [[タコス]] (taco)  ※日本においては、単数でも複数形を用いることが多い。おそらくは[[タコ (曖昧さ回避)|「タコ」の同音異義語]]との混乱を避けるためもあるだろう。
* [[タレント]] ※本来の"talent"は「才能」「才能のある人」の意味。
* [[ツーショット]] (two-shot) ※本来はアメリカ映画業界の業界用語で、映画以外には用いられない。英語を母国語とする一般の人に"two-shot"と言うと「二人が銃で撃たれた」などの誤解をされる可能性がある。
* チョーキング (bending) ※"choking"は「首を絞めること」の意味。ギターの弦を押し曲げて音の高さを変える演奏法の意味には使わない。
* [[デノミ]](デノミネーション) (redenomination) ※本来は単に通貨の呼称単位そのものの意味。日本語のように[[インフレ]]で通貨の価値が下落して額面数字を小さくするために呼称単位を変更(100円⇒1⇒1新円)する意味で使うときは接頭辞の「re-」をつけた言葉になる。
* [[テンション]] (hyper) ※"tension"は緊張や不安を意味する。日本語のような興奮した状態を示す英語は"hyper"など。
* [[トーナメント方式|トーナメント]] (knock out system) ※本来の"tournament"は、1箇所に集まって行う競技会という意味。日本語では[[ノックアウトシステム]]の競技会にほぼ限定されて使用。
* [[配偶者による暴力|ドメスティック・バイオレンス]] (spousal abuse) ※本来家庭内の暴力全般を意味するが、日本語としては専ら配偶者による暴力のみを意味するように変化した。これは、「家庭内暴力」という日本語として通りのよい言葉との使い分けが意識された結果である可能性がある。
* 工具の[[ドライバー]] (screw driver) ※カクテルも同じ綴り。なお、プラスドライバー、マイナスドライバーはそれぞれ"phillips"(フィリップス氏が発明し特許を取得した)、"flat head"。
294 ⟶ 191行目:
* [[バイク]] (motorcycle) ※日本では「発動機を搭載した二輪車 ([[オートバイ]]) 」の意味で使用されているが、英語でバイク(bike)というと自転車(bicycle)の意味。ただしイギリスではオートバイの意味でも使われる。
* [[ハッカー]] (cracker) ※"hacker"は海外のマスメディアでも「コンピュータ/ネットワーク犯罪者」の意で用いられているので誤用とは言い切れないが、本来は (コンピュータ/プログラミングに) 精通した人、達人の意であった。もちろん「悪い」ハッカーは[[クラッカー]]であると言える。格別プログラミング能力を持たず、出来合いのセキュリティ侵害プログラムを利用するだけの者は[[スクリプトキディ]](script kiddy)と呼ばれる最下級のクラッカーである。
* パネラー (panelist) ※本来はパネルディスカッションの討議者を意味するが、最近はクイズ番組の回答者などにも拡大されて用いられる。"ist"は「~する人」の意。「[[アムラー]]」のような造語法が定着した弊害といえよう。 
* パワーアップ ※本来の"power up"は、電源を入れる、出力を上げる、という意味。
* タイヤの「[[パンク]]」 (flat tire) ※きりのようなもので突き刺すことを意味する "puncture" の転用の略。
<!-- * [[ハンサム]] ※本来の"handsome"は対象に制限はない。 -->
301 ⟶ 198行目:
* ファンタジック (fantastic) ※「ファンタスティック」。「ロマンス(romance)」→「ロマンチック/ロマンティック(romantic)」などからの誤った類推で「ファンタジー(fantasy)」→「ファンタジック(fantasic?)」としたものか。
* [[ファイト]] (fight) ※英語では戦う・喧嘩するの意味で、「がんばる」や「闘志」の意味では使わない(ボクサーに対して試合中かける"Fight!"は「戦え」という命令形)。日本で運動部がランニングのとき「ファイト!」と掛け声をかけるが、英語なら"Keep go go go"や"Keep running"になる。試合などで子供にそのような掛け声をかければ「喧嘩しろ!」となり、暴力行為を示唆していると見られる。韓国では、使用法は日本と同じだが、「パイティン」(paiting < fighting)のほうが普通である。
* フィール (feeling) ※"feel"は動詞。  
* プライベート (private life) ※"private"は形容詞。名詞は"privacy"。
* [[フライングスタート]] (premature start, breakaway) ※本来の"flying start"は助走を付けて行うスタートのことを指す。
* フラッシュライト (flashlight) ※本来は[[懐中電灯]]の意だが、日本語では特殊部隊が用いる、敵の目を眩ます小型ライト ([[Surefire]]等)の意味で用いられる。
* ベテラン (veteran) ※「老兵、古参兵、退役軍人」の意。
* ポエマー ※「詩人」は"poet"。前出の「[[パネラー]]」と同じく、「~する人」を一緒に"-er"と表現してしまう例。若者用語的な言い回しである。 
* [[ポスト]] (mailbox, postbox) ※"post"はイギリス英語では「郵便物」を意味するが、アメリカ英語では単に「柱」の意味になる。
* [[ウェブページ]]全般を意味する「[[ホームページ]]」 (webpage) ※"homepage"は、最初に表示されるページのみを指す。
* 体型を意味する「プロポーション」「スタイル」 (figure) ※"proportion"は比率、"style"は様式や文体の意味が強い。
* [[マーシャルアーツ]] (martial arts) ※本来の"martial arts"は武道、武術、格闘技を指す普通名詞。劇画作家の故梶原一騎氏が、自身の作品、「[[四角いジャングル]]」にて、“米軍の格闘術”あるいは“アメリカンスタイルの空手”として捏造したのが発端。“米軍の格闘術”という誤訳は、現在でも格闘ゲームなどのサブカルチャーにて強く信じられている。
* [[マニア]] (enthusiasm, enthusiast) ※本来の"mania"は熱狂、熱狂の対象あるいは[[躁病]]を意味し、熱狂している人を示す場合には"maniac"を用いる。ただし日本語のマニアに比べ強い執着を伴う批判的イメージがあるためご注意。
* 学校のクラブ活動などの「[[マネージャー]]」 (caretaker) ※本来の"manager"は「経営者」。
* [[マンション]] (米・カナダapartment house, 英・flat(日本でいうアパート) condominium) ※本来の"mansion"は豪邸の意味。
* ミス  (mistake, error) ※"miss"は「物事を逃す」またはそのことを残念がる意味の動詞。"mistake"の接頭辞だけを取り出したとも考えられるが、多くの場合"error"またはその他の言葉のほうが適切。例:「プログラムミス」⇒"a program error", "a software bug"
* [[ムーディ]] (nice) ※"moody"は移り気なの意味。
* [[モラル・ハザード]] (対応語なし) ※"moral hazard"は保険システムの整備が危機感を減少させてむしろリスクを上昇させてしまう現象のこと。日本語の「モラル・ハザード」が倫理意識の喪失という意味を持ってしまっているのとは異なる。
* [[ヨット]] (sailboat) ※yachtは普通個人所有の豪華クルーザーをさす。日本語のヨットの意味では紛らわしいためあまり用いられない。
* [[ライフセーバー]] (lifeguard) ※ 海水浴場などで一般水難救助を行う行為を "lifesaving"、それを職業として行う者を"lifeguard"と言う。なお、英豪英語圏ではかつてこれに"surf lifesaver"という言葉を用いていたが、1989年から2001年にかけて世界中で大ヒットしたアメリカのテレビドラマ「ベイウォッチ (Baywatch)」の影響で"surf lifesaver"は急速に死語化、米英語の"lifeguard"がにこれに取って代わるようになった。ちなみに"Life Savers"はアメリカの有名なキャンディーで、「ライフセーバー」と言うとこのことを言っているのかと誤解されることが多い。[[Image:Lifesavers wrapped.jpg|thumb|right|125px|Life Savers]]
[[Image:Lifesavers wrapped.jpg|thumb|right|125px|Life Savers]]
* [[ライフセーバー]] (lifeguard) ※ 海水浴場などで一般水難救助を行う行為を "lifesaving"、それを職業として行う者を"lifeguard"と言う。なお、英豪英語圏ではかつてこれに"surf lifesaver"という言葉を用いていたが、1989年から2001年にかけて世界中で大ヒットしたアメリカのテレビドラマ「ベイウォッチ (Baywatch)」の影響で"surf lifesaver"は急速に死語化、米英語の"lifeguard"がにこれに取って代わるようになった。ちなみに"Life Savers"はアメリカの有名なキャンディーで、「ライフセーバー」と言うとこのことを言っているのかと誤解されることが多い。
* [[ライフライン]] (lifeline) ※日本語では「生活線」または「生命線」と表現され、主に電気・ガス・水道等の公共公益設備など、都市機能を維持し現代人が日常生活を送る上で必須の諸設備を指す。[[阪神・淡路大震災]]以降、よく使われるようになった。和製英語ではないが、そう誤解している人もいる。
* リクルート ※日本では民間企業の新卒就職に関わる言葉となってしまった感があるが、英語の"recruit"を民間企業の新規就業に用いても誤用と言い切れない(比喩的な響きがある)が、主に使われるのは兵隊の新兵募集である。
332 ⟶ 228行目:
 
=== 文法的な誤用 ===
* [[サラリーマン]] ※俸給を受ける人の意味なら"salaried man"が正しい。多用される事務労働者は"office worker"が近い。但し、近年では、「勤勉で過酷な労働条件にも文句を言わず、閉鎖的で独特な商習慣を固持する」という日本型ビジネスマンのイメージから、「日本の典型的なビジネスマン」という意味合いで"salaryman"という単語が用いられている。
* [[メークドラマ]] ※[[長島茂雄]]の発言から生まれた言葉だが、文法どおりなら"made it dramatic"となる。
* [[イヤー・オブ・ザ・コーチ]] ※[[高野連]]による表彰制度。「カー・オブ・ザ・イヤー」と同様、"Coach of the Year"が正しい(このままでは「コーチの年」である)。[[2006年]]からは[[育成功労賞]]に改称された。
* レイパー  ※語尾に「er」を付けて「raper(レイパー)」とするのは間違い。「強姦魔」の正しい英語訳は「rapist(レイピスト)」。
 
=== 日本語的な略語 ===
361 ⟶ 257行目:
* [[コンビニエンスストア|コンビニ]] (convenience store)
* [[サブカルチャー|サブカル]] (subculture)
* [[サンド]] (sandwich) 食べ物の[[サンドイッチ]]、または「挟んだもの」 ※ "sand" は「砂」。サンドイッチ (Sandwich) 伯爵にちなむ名称だが、 "Sandwich" は姓ではなく地名で「砂地」の意味。 
* [[スーパー]] (店: super market)(字幕: superimpose)
* [[スターティングメンバー|スタメン]] (starting member) ※英語では"starter"が普通。<!-- newbieは初心者という意味で、starterの類義語ではあるが、スターティングメンバーという意味はない。 -->
* [[スーパーコンピュータ|スパコン]] (super computer)
* [[ゼネコン]] (general contractor) ※「総合請負業」の意。日本語では「総合建設業」と訳されるため"general constructor"の略とされることがあるが、本来は"contractor"。
* [[セコハン]] (secondhanded) 中古の  ※一般には"used"、"pre-owned"が多く使われる。
* [[チョコレート|チョコ]] (chocolate) チョコレート ※英語での省略形は通常"choc"。"choco"は有色人種を侮蔑的に指す場合があるため、注意が必要。
* [[百貨店|デパート]] (department store) ※"department"単独では組織の「部」という意味。「出発する」という意味の動詞で"depart"という単語がある。
382 ⟶ 278行目:
* [[パトカー]] (patrol car, police car, squad car)
* [[ハンカチ]] (handkerchief)
* [[ステアリング|ハンドル]] (steering wheel 自動車の; handlebars 自転車の)  ※"handle"はドアや鍋などの「取っ手」や「取り扱う」という意味。自転車、オートバイ、オート三輪の角ハンドルは"handle bar"。ただし自動車のハンドルとして"handle"が使われることもある。{{fact}}
* [[ビル]] (building)
* ホテルの[[フロント]] (front desk, reception desk)
404 ⟶ 300行目:
 
== 英語以外の和製外来語と英語でなんと言うかの例 ==
* アベック (a couple) ※フランス語の"avec"(英語の"with")。現在は「カップル」が使われる事が多く、「アベック」は死語化している。
 
* アベック (a couple) ※フランス語の"avec"(英語の"with")。
現在は「カップル」が使われる事が多く、「アベック」は死語化している。
 
* [[アンケート]] (survey/poll) ※フランス語の"enqu&ecirc;te"(英語の"inquiry")。この語は「質問」「調査」一般を指す。
 
* [[アルバイト]] (part-time job) ※ドイツ語の"Arbeit" (英語の "work")。時給職ではなく正職を指す。ちなみに韓国では日本と同じく時給労働の意味で使う。
 
* [[イギリス]] (United Kingdom) ※オランダ語で「イングランド」、したがって対象となる地域も異なる。ポルトガル語の"Inglez"が[[鎖国]]政策時代に入ってきたものとも考えられる。
* [[オランダ]] (the Netherlands) ※オランダの州のひとつ"Holland"([[ホラント州]])に由来するポルトガル語の"Holanda"が戦国~安土桃山時代に入ってきたものと考えられる。"Holland"(またはこれに由来する名称)は他のヨーロッパの国々でもオランダの通称として用いてきた歴史があり、当該国も日本での名称として「オランダ」を用いている。
 
* [[オランダ]] (the Netherlands) ※オランダの州のひとつ"Holland"([[ホラント州]])に由来するポルトガル語の"Holanda"が戦国~安土桃山時代に入ってきたものと考えられる。"Holland"(またはこれに由来する名称)は他のヨーロッパの国々でもオランダの通称として用いてきた歴史があり、当該国も日本での名称として「オランダ」を用いている。
 
* [[フリーター]] (part-timer) ※上記「アルバイト」からの造語「フリーアルバイター」の日本語的な省略形。
 
* [[コンクール]] (contest, competition) ※フランス語の"concours (発音:コンクール)"。
 
* [[シュークリーム]] (cream puff) ※フランス語の "chou &agrave; la cr&egrave;me" (発音:シュ・ア・ラ・クレム)。"chou"は「キャベツ」の意。英語圏で「シュークリーム」と言うと「靴クリーム(靴墨)」に勘違いされる、とよく言われる。ただし靴墨に当たる英語は"shoe cream"ではなく"shoe polish"。
 
* テーマ (theme) ※ドイツ語の"Thema"(テーマ)。しかし「テーマソング」などのように英語と組み合わせて使われる例も多い。
 
* [[ドイツ]] (Germany) ※当該国語では"Deutschland(発音:ドイチュラント)"(「ドイツ語を話す民の国」という意味)なので、それが略されたものといえる。しかし鎖国体制当時、オランダ人経由で「ドイツ語」「ドイツ人」を指すオランダ語"Duits"が輸入されたものとも考えられる。ちなみにオランダ語で「ドイツ (国)」は"Duitsland"。ドイツ人に「ドイツ」と言っても充分通じる。
 
432 ⟶ 317行目:
* [[蚤の市|フリーマーケット]] (flea market) ※「フリー」は"flea"([[ノミ]])であり、"free"ではない。フランス語"marche aux puces"が英訳されたもので、「[[蚤の市]]」の意。free marketは[[自由市場]]を意味する経済用語。ただし、近年は「自由参加」を強調するため誤用を認識しながらfree marketとする主催者もあるため、完全な間違いとは言い切れなくなった。
* [[ヒットエンドラン]] (hit and run) ※野球用語。英語では"hit n' run"とも書かれるようにandはほとんど発音されず、"hit end run"と聞こえても不思議ではないが意味不明になってしまう。又別の意味での"hit and run"は「[[ひき逃げ]]」。
* [[オープンカー]] (open car) ※"open car"は屋根がない車両、あっても窓が開放されたままの車両を指す一般名称として英語で使用される表現。自動車だけでなく、鉄道車両、荷車など車両一般に広く使用される。日本では自動車のボディースタイルの一区分を示す用語として限定した意味で使用される場合が多い。<br />そのため、"convertible"、"cabriolet"、"roadster"、"barchetta"、"spider"などの自動車のボディースタイル区分の用語との置換可能な用語として使用した場合、表現の仕方によっては通じないことがある。このことが強調されすぎて和製英語といわれることがあるが、この言葉が和製英語であるからではなく、たいていの場合、文章表現がおかしいだけである。<br />正しい使用例:"Roadster is the North American term for a frontal mid-engine, rear-wheel drive, 2-seater, open car, ..."という表現がWikipedia英語版[[:en:Roadster|Roadster]]の冒頭で使用されている。<br />なお、"roadst'''e'''r"はこれで1語であり"roadst'''a'''r"(road(道) + star(星))ではない。<!--セダンを指して「このクルマはbox carですね」と言った場合を考えよう。このクルマはセダンですと言い返される。このクルマはtwo box carですね、あるいはthree box carですね、なら通じる。--><!--同様に、8人乗りのオープンカーはロードスターと呼ばない など-->
:そのため、"convertible"、"cabriolet"、"roadster"、"barchetta"、"spider"などの自動車のボディースタイル区分の用語との置換可能な用語として使用した場合、表現の仕方によっては通じないことがある。このことが強調されすぎて和製英語といわれることがあるが、この言葉が和製英語であるからではなく、たいていの場合、文章表現がおかしいだけである。
:正しい使用例:"Roadster is the North American term for a frontal mid-engine, rear-wheel drive, 2-seater, open car, ..."という表現がWikipedia英語版[[:en:Roadster|Roadster]]の冒頭で使用されている。
:なお、"roadst'''e'''r"はこれで1語であり"roadst'''a'''r"(road(道) + star(星))ではない。<!--セダンを指して「このクルマはbox carですね」と言った場合を考えよう。このクルマはセダンですと言い返される。このクルマはtwo box carですね、あるいはthree box carですね、なら通じる。--><!--同様に、8人乗りのオープンカーはロードスターと呼ばない など-->
 
== 和製でも英語でもない[[外来語]]の例(和製英語と誤解されるものなど) ==
452 ⟶ 334行目:
* [[ワッペン]] ※ドイツ語の"Wappen"より。英語では"patch"(パッチ)。
* [[ウイルス]]または[[ビールス]] (virus) ※ドイツ語"Virus"より。英語の綴りも同じだが、発音は「ヴァイ(ア)ラス」となる。
* [[ゼッケン]]  ※ドイツ語"Decken"の発音が訛ったもの。
* [[アンケート]] (questionnaire) ※フランス語の"enqu&ecirc;te"より。
* [[イクラ]] ※ロシア語の "икра(ikra)"より