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== 概要 ==
[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]半ば。乱世において、それぞれの夢と愛、そして悲しみをテーマとして描かれた[[井上靖]]原作の作品を映像化。同シリーズにおいて、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]が舞台となる題材を扱うのは初めて。主演はシリーズお馴染みの[[里見浩太朗]]。今回は、かねてから里見が演じてみたかったという[[山本勘助]]を力強く熱演。また、異形の兵法者である勘助とは対照的な武田家中随一の美男の将と伝わる[[高坂昌信]]役も二役で演じた。主演俳優が同一の役を二人で演じるケースはあったが、一人の俳優が二役を演じるのは本作が唯一。また、勘助の主君・[[武田信玄]]には[[舘ひろし]]。好色で人懐っこく、時に苦境に立っても尚、柳に風の如く飄々とした若き信玄を爽やかに好演。舘は側室・諏訪の姫([[諏訪御料人|由布姫]])役の[[古手川祐子]]とは[[1979年]]のTVドラマ『[[西部警察]]』で共演済みということもあり、ピッタリと息のあった競演を見せた。その他の配役には、信玄の宿敵である[[上杉謙信]]役に[[高嶋政宏]]、[[武田義信]]役には里見の長男である[[佐野圭亮]]がそれぞれキャスティングされた。クライマックスの[[川中島の戦い|川中島]]戦闘シーンや、[[信濃国|信濃]]侵攻における数々の合戦シーンなど、TVドラマ規模ながら、ダイナミックなアクションシーンを実現。シリーズにおいて脚本を提供した[[杉山義法]]([[大河ドラマ|NHK大河ドラマ]]『[[天と地と (NHK大河ドラマ)|天と地と]]』の脚本を担当)のストーリーも、勘助を冷徹かつ、ギラギラとした生臭いイメージから、人情味厚く、また熱血漢として描き、若き信玄には、耳が痛くなるほど諌言をしながら叱る他、由布姫とのプラトニックなロマンスを描くなどした。さらに、珍しくコミカルなやりとりを劇中に多く増やして感情移入しやすい物語とキャラクターを構成することに成功している。ナレーターは4代目となる[[中野誠也]]にバトンタッチ。主題歌も[[近藤房之助]]が『夢を継ぐ人』を熱唱し、新境地を開いている。ただし、作品全体の完成度に比べて、視聴率の数字は乏しいものであったため、同シリーズにおいてターニングポイントにもなった作品でもある。
 
==あらすじ==
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