「ジメチルスルホキシド」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
YonaBot (会話 | 投稿記録)
Eno (会話 | 投稿記録)
RIMSO-50って何?
20行目:
==用途==
水とは自由な割合で混和し、多くの[[有機化合物]]や無機塩も溶解する優れた[[溶媒#プロトン性溶媒と非プロトン性溶媒|非プロトン性極性溶媒]]である。このため実験室レベルから工業的規模に至るまで広く[[溶媒]]として利用される。また有機合成化学分野においては、[[スワーン酸化]]などにおける[[酸化剤]]としても用いられる。
 
[[膀胱炎]]の治療薬として、水溶液が「RIMSO-50」というブランド名で[[アメリカ合衆国|米国]]などで利用されている。
 
==安全性==
引火点 95 ℃ の[[可燃性液体]]である。[[皮膚]]や[[眼]]の刺激剤である。皮膚に浸透しやすい。また日本では[[消防法]]で[[危険物]]第4類に指定されている。
 
== 生産 ==
[[ジメチルスルフィド]]を[[酸素]]や[[窒素酸化物]]で[[酸化]]することで生産する<ref>種田健造, "リグニンの含硫黄アルカリ処理による利用(1)-DMS製造法の発展-" [http://www.fpri.asahikawa.hokkaido.jp/rsgetu/07342034001.pdf]</ref>。
<!--
==事故例==
*アメリカのある病院で、鎮痛を目的にDMSO(アメリカでは認可は下りていない)を使用していた患者の治療の際、DMSOが酸素吸入装置により酸化し、DMSO<sub>4</sub>([[ジメチル硫酸]])【(CH<sub>3</sub>O)<sub>2</sub>SO<sub>2</sub>】に変化。それは毒性があったため、ER(集中治療室)を中心に感染が広がった事件が発生したことがある。死者は出なかったが(ただし患者はガンの転移が原因で死亡した)、後遺症をわずらったスタッフが数十人出た。(DMSOの毒性が確認されたのはこの事件からである)
-->
 
== 参考文献 ==
<references />
 
[[Category:有機硫黄化合物|しめちるするほきしと]]