「魔法陣グルグルの登場人物」の版間の差分

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:*終盤ではニケたちの前で総裁が誤って名前で呼んだため、その恥ずかしい名前が周囲に露見する(7巻ですでにゴチンコにだけは知られていた)。
;闇の総裁(声:[[西川幾雄]])
:*闇魔法結社の総裁。2大魔法勢力のなかでも最高の魔法の使い手だったが、ギリの世界征服にとって障壁となったため、魔法を封じるためにギリの呪いで犬([[プードル]])に変えられたという(実は、最後の最後にこの「呪い」には裏があったことが分かるのだが、ルンルンと作者によれば「オチが弱い」らしい―事実、原作でその核心のシーンは作者の意向により大幅に省略された)。姿だけではなく言動までも犬そのものになっており、それがルンルンの悩みの種である。光の総裁(猿の姿)とは仲が悪い。ナレーターいわく「文字通り犬猿の仲」。
:*どんな状況で現れても「ただ犬がそこにいた」レベルの活躍しかできず、やる気らしきものは見えるがいまひとつ結果に結びつかない。しかし、技術開発には熱意を持っており、ドキドと共に転送魔術の新技術開発には大きな成果をあげた。
;ラジニ(声:[[千葉耕市]])
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;ゴチンコ(声:1作目[[安西正弘]]、2作目[[小和田貢平]])
:*シュギ村で剣の道場を経営する男。ゴチンコ流へっぽこ剣法「おもろうてやがてダメージ」の達人で、「もっと恥ずかしく、もっと情けなく」が信条。一応剣の腕前は確かだが、専用の戦闘服の珍妙さとその戦い方の奇抜さから、キタキタおやじと互角の不気味さを醸し出す。ニケの剣術を指南することになるが、ニケに向かって堂々と「才能がない」呼ばわりをするなど、愛想が悪い。修行によりニケをレベルアップさせるが、後にニケからは「特に必要もなかった」と言われた(とは言うものの、以後のニケの戦闘スタイルには明らかにこのゴチンコの流儀を受け継いだものも見受けられる)。
:*ギザイアがシュギ村をおそった際、ジュジュとともに犬にされたことがある。その際、ガスが途中で切れたため、[[人面犬|頭だけ人間]]という中途半端な姿にされ、それ以降犬が[[トラウマ]]になっている。
:*プラトー教の影の団員でもあり、ジュジュには頭が上がらない。その反面、表の団員が(いろんな意味で)できないようなことを一手に任されているためジュジュからの信頼は厚いが、押し売り的性格かつ金に弱いようである。
:*道場の看板にはもちろんゴチンコの字が掲げられているのだが、ゴの字がずれているため、周囲から失笑を買っている。
:*ギザイアがシュギ村をおそった際、ジュジュとともに犬にされたことがあるてしまう。その際、ガスが途中で切れたため、[[人面犬|頭だけ人間]]という中途半端な姿にされ、それ以降犬が[[トラウマ]]になっている。
;イルク(声:山田妙子 現・[[川田妙子]]))
:外伝『ククリルク』に登場。ククリが修行時代に出会った踊りが得意なお友だち。まだ8歳のククリは魔法を、イルクは踊りを一緒に練習していた。その正体は、ククリの不完全なグルグルによって召喚された存在で、ある意味「踊り」をベースとしたグルグルの真理に近い存在。「KUKURI」を反対にすると「'''IRUKU'''(K)」になる。
;ワンチン(声:長島雄一 現・[[チョー (声優)|チョー]])
:*ミグミグ族の長。作品中には具象気体として登場するが、「時間がなかった」や「絵が苦手」などの理由で顔が非常に適当になっていたため、しばしば場のシリアス度を下げた。また
:*後世にグルグルの教典を書き残そうとするも3日で飽き、教典の完成をククリに丸投げするなど、性格のいい加減さが随所に見受けられる。最後の最後で遂に本人が登場し、ある真実が明らかとなる。
;ドキド(声:[[塚田正昭]])
:アッチ村の村長。ニケたちが来るまで「体を動かし続けなければならない呪い」を村ごとかけられていた。ニケたちにダンス大会の賞品である「呪われた村長のブロンズ像」を届けることを使命としており、全世界を回り「転送」の術を探していた。最終的には闇魔法結社に落ち着き、闇の総裁と共同でものを転送する装置「プードル1号」まで開発した(番外編ではニケが実験台になっていた)。そのためニケに疎まれていたが、その執念が結果的にきりなしの塔でのニケたちを救うことになった。
:*なお、体を動かす呪いによる肉体強化もかなりのもので、キタキタおやじと何度も踊りによる死闘を演じており、吹き飛ばした者は数多いものの、彼と互角の戦いをした者は他にはない。
;ガンダ(声:[[北澤力]])
:トマが修行でくっついていたパーティーの一人。「きりなしの塔を守らねば、ギリの世界征服は現実となる」という神のお告げをコーダイ国の神官が聞いたと聞き、きりなしの塔を探しにゲルニ大陸を旅していたところを勇者のパーティーと遭遇する。
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:*得意とする「大地の治療」は、患者を地面に埋め木の葉を山と被せ、呪術的な怪しい祭具で飾り立てるという奇妙な方法ではあるが、あらゆる病を治すことが可能。
:*かつてはガタリと共に塔を守っていた存在だったが、ミグミグ族が退去させられ、ガタリが出ていき、たった1人で塔に残ることになる。塔を守っていたと自負するが、実際はギリ軍に入られ放題荒らされ放題であり、その事実を知ってショックを受けるが、数コマ後には復活している。
:*冒険中盤、花の国編で再登場(花の国が彼の生まれ故郷)。その時シルエットだけ見ると[[魔法陣グルグルの登場人物#魔王ギリと手下たち#原作|カセギゴールド]]にしか見えない服装で登場し、初期からの読者にフェイントをかけた。
;スライ(声:[[楠大典]])
:*コパ大陸を騒がせる悪名高き盗賊団「ガバ」の頭領。だが盗賊団は皆本名ではなくあだ名で呼び合うため、彼のこの名前も仮の名前。ただし作中では一度自分で名乗っただけで、もっぱら「おかしら」と呼ばれている。長髪や鋭い眼光から非常に怖い人間であると思われがちだが、面倒見が良く料理好きという家庭的な一面も持つ。
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:*コパール王国の王女。魔族の大臣に支配された城を抜け出し盗賊団ガバに助けを求める。その際なべで武装して現れたため、スライに「なべやき姫」のあだ名を付けられるが、本人は意外にもこのあだ名を気に入る。
:*スライに好意を抱きバナナムーン探索にも協力を買ってでるが、大臣の罠にはまり城に捕らえられアヒルにされそうになる。だがスライのつまみ食いのお陰で結果的にアヒルにはならずに済む。
:*王女だけあって容姿端麗だが、ニケやククリに勝るとも劣らず抜けたところがある。彼女がアヒルマン誕生のきっかけとなった。
;デリダ(声:長島雄一 現・[[チョー (声優)|チョー]])
:*アラハビカ郊外に住むエキセントリックな言動と挙動を見せる魔法使い。52歳。攻撃系の魔法は使えないが、石化や変身を治す治癒系の魔法を使うため、魔法使いとしてのレベルは高いと思われる。またその言動や行動も案外計算高いと見られる一面もあり、「恋するハート」と口にしたときは、年甲斐もなくこうした台詞を口にしたことに頬を赤らめた。
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:再登場ごとにパワーアップするという設定で、中ボス「サムライ忍者」との戦いでTシャツに先が尖った髪型の「オサルス・T」となり(地の精曰く、更に「第三次ダイナマイトオサール列伝K」になる[[運命]]だったらしい)、最終的には何故か「サリフィー」という[[ギャル]]になった。その正体はゲソックの森でループに嵌り、ゲームの登場キャラクターにされてしまった猿顔の旅人。[[必殺技]]は「オサルス・[[衝撃波]]」(オサルス・T時)。また、[[デスクリムゾン|味方に攻撃されると「オーノー」と言う。]]
;(キタキタオヤジ→)100万点キャラ→キタフィー
: ゲソックの森及びゲソックの森Ⅱに登場する、取ると100万点のボーナスキャラクター。その正体はキタキタおやじがゲソックの森クリアに失敗してキャラクターにされた姿。サリフィーの登場直後に(ニケ曰く「すげーハンパに」)ギャル化し「キタフィー」と名乗る。
;リッフィー
: ゲソックの森Ⅱでサリフィー登場直後に唐突に現れた美少女キャラクターの一人。本人曰く「ちょっと内気」「一番最初に勇者様に会った」。その正体は、クルジェの力を借りてキャラクターに変身し、ニケを救出しに来たククリ。宇宙大皇帝を「トカゲのしっぽ」の一撃で葬り、ループ地獄を終わらせた。
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:*ガルニエ直伝の「ダジャレまほう」が使えるが、非常に恥ずかしい上発動は自動なので、他人に見せたがらない。
;爺ファンタジー
:*あまりに強すぎて無敗のまま60年、運命に導かれ「すぎた」'''世界最強のじじい四人衆'''('''『クールで荒っぽい』キタジ、『熱血・純情タイプ』ミナジ、『おだやかな知性派』ニシジ、『パーティーのリーダー役』ヒガジ''')。「ジタリの遺跡」の鍵を預かっていた。
:*いかにも現代風の[[アニメソング]]といった感じの独自の主題歌「伝・説 SILVER LOVE」にのせて、アニメのオープニング式に仕立てた「[[魔法陣グルグル#光魔法|かっこいいポーズ]]」の応用合体光魔法「かっこいいやつら」を使える。
:*最終決戦では「爺ファンタジーこいくち」として再登場。生涯無敗だったが唯一苦手な物は、年が年だけに「[[死神]]。なお、キタジは少しボケている。
;ファンファイ
:*本名は「大僧正ファンザナ・ファイナム」だが名前が長いため、ニケに情けなく省略(「若大将ファンファイ」)される。勿体をつけて登場したが、彼が人生の全てをかけて用意したイベントを勇者たちがこなしていなかったため、空回りしていた。