「ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド」の版間の差分
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en: Pauline García-Viardot (10:46, 27 July 2007) by Boticario, Nickbigd, Goodnightmush, Defrosted , Gerhard51, A wong88 et al. |
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== 外見 ==
[[Image:Pauline Viardot-Garcia 1.jpg|thumb|left]]
ポーリーヌ・ヴィアルドの大衆や男性からの人気は、芸術家や人間としての魅力で勝ち取ったものであり、意外に思われるかもしれないが、見た目に左右されてのことではなかった。半分閉じたような目、厚い下唇をした大きな口、その陰でへこんだ顎といった不器量さは広く知られ、「びっくりするほど醜い」とか「身の毛が弥立つほど不細工」などと言われていた。
それでもなお、ポーリーヌ・ヴィアルドのその他の能力が、あたかも彼女のこうした短所を埋め合わせていたようである。「聴衆が彼女の顔立ちを忘れてしまう」ほどの歌唱力は、評論家が「ビロードの上を転がる琥珀」になぞらえるほど魅力的な声質に彩られていた。服装選びの目聡さや丁々発矢の会話、そして芸術家としての力量が、その他の名だたる女性歌手との段違いの差となって現れていた。
実際に、彼女を描いたスケッチのひとつに自画像があるが、そこでは不恰好な顔の造作が修正され、美人画のように描かれている。ツルゲーネフは、自ら『春の水 ''Вешние воды''』において、金髪で灰色の瞳をした肉感的な美女として彼女を美化しているが、亡くなる前に自宅に飾った彼女の写真を見ながら、「何と摩訶不思議な顔立ちよ!」と叫んでいたという。
{{commons|Pauline Viardot}}
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