「唯一神教」の版間の差分

'''唯一神教'''（ゆいいつしんきょう、monotheism） は、神は唯一であるとし、その[[唯一神|唯一なる神]]を崇める[[信仰]]、[[宗教]]の形態である。複数の神を認め、崇拝する[[多神教]]とは対極的な概念である。同じ[[一神教]]でも[[拝一神教]]や[[単一神教]]が他の[[神]]々の存在を認めた上で一つの神を崇めるのに対し、唯一神教は神の唯一性を主張し、他の[[神]]々の存在を否定する。他の宗教によって信じられる[[神|神格]]は単なる想像の産物あるいは[[悪魔]]であるとされたり、唯一神教内において、非唯一神教においては神格として定義されるような霊的な存在を認める場合も、[[唯一神]]に従属する[[天使]]や[[聖人]]などであるとする。この場合、聖人は敬意を表する崇敬（うやまい）の対象であっても、崇拝の対象ではない。