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佐賀市の老舗旅館「松川屋」の長男として生まれる。子供の頃に[[黒澤明]]監督の『椿三十郎』に感銘を受け、高校卒業後、本格的に映画を勉強する事を志し、早稲田大学第一文学部演劇科に入学。大学一年の時、黒澤明の自殺未遂事件が起き、その時黒澤明についての卒業論文を書くことを決める。卒論は『黒澤明その音と映像』。
早大卒後、[[キネマ旬報]]の[[パリ]]駐在員として3年間[[フランス]]に滞在。その間、[[ルネ・クレール]]など当時存命だった巨匠たちへのインタビューを数多くこなす。
帰国後、ビデオプロダクションに入社。ビデオCM、ビデオクリップを演出するなど、映画評論家のみならず映像ディレクターとしても活躍。
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佐賀大学、日本映画学校、多摩美術大学で教鞭も執る。
1991年、著書『映画に学ぶビデオ術』が基になり、フジテレビの深夜番組『アメリカの夜』が放送された。教養娯楽番組としての映画講座だったが、これが大変な好評を博した。この番組でナビゲーター役を務めた[[宝田明]]は、この時のキャラクターが基で、後にNHK朝の連続テレビ小説『私の青空』（2000）に欧米かぶれの村井譲二役で出演することになる。
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