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Sky777 (会話 | 投稿記録)
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'''北但馬地震'''(きたたじまじしん)は、[[1925年]](大正14年)[[5月23日]]11時11分に[[兵庫県]]但馬地方北部で発生した[[地震]]。地震の規模は[[マグニチュード]]6.8。当地ではこの地震による災害を、もしくは地震そのものと災害を含めた形で'''「北但(ほくたん)大震災」'''と呼ぶ
 
[[震度|最大震度]]は[[兵庫県]]の豊岡、城崎で観測された'''震度6'''(当時の震度階級による最大震度)。その他、[[兵庫県]]、[[京都府]]、[[滋賀県]]で震度5、[[岡山県]]、[[鳥取県]]、[[和歌山県]]、[[三重県]]で震度4をそれぞれ観測。震源は[[円山川]]河口付近と考えられている。
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*全焼家屋:2,180棟
 
== 被害状況 ==
[[円山川]]流域、特に豊岡、城崎の町に甚大な被害をもたらした。揺れを感じる直前には円山川の河口付近において海側から大砲のような音が断続的に聞こえ、地震発生時には豊岡の町で地面が16秒間に4回も強く波打ったという。当時の建築物は木造が大半であったために地震の初動で建物の多くは一気に倒壊した。折しも昼時で、食事準備のために火を焚いていた民家や旅館では、家屋倒壊に伴い瞬く間に火の手が上がった。