「しつけ」の版間の差分

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躾をする事は、[[自由]]に伸び伸びと育てる(または[[放任]]してしまう)事の対極にあると考えられている。一定の厳しさをもって育てていく事を含んでおり、体罰を科す場合も見られ、これらが児童虐待に発展する事例も見受けられる事もあるため、躾行為そのものが児童虐待だと考える向きもある。
 
ただしあらゆる面で力の弱い子供の側からすれば、「しつけ」と称した親からの一方的な理不尽な扱いへの抗弁が難しいため、行使には極めて慎重さを要するともいえる。
しかし、いずれ躾がなければ、[[人間]]としての存在価値にも関わる事もあるため、児童教育における躾は、社会的な[[道徳]]観念や[[作法|マナー]]の不足が懸念される現代にあっては、その重要性が再認識される傾向にもある。
 
ただしあらゆる面で力の弱い子供の側からすれば、「しつけ」と称した親からの一方的な理不尽な扱いへの抗弁が難しいため、行使には極めて慎重さを要するともいえる。
 
なおこれらの躾は、様々な社会規範([[規則|ルール]])に則り各々が体系化されているが、これを総合的に家庭内で教えていくことを'''[[家庭教育]]'''ともいう。
 
「しつけ」と称して自分の感情に身を任せた[[虐待]]や[[暴力]]をする[[親]]や[[教師]]等の大人が多数存在している。しつけをする際は子供側の視点にも立ち、客観的に、本当に[[しつけ]]を行うべきかどうかを慎重に冷静に判断する必要がある。
 
むやみやたらに[[しつけ]]をしても一時的に言うことを聞くだけで、反抗心、復習心等が芽生え、長期的に見れば逆効果になることが多々ある。
 
==しつけの手法と問題提起==