「ウィリアム・カハン」の版間の差分

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[[浮動小数点数|浮動小数点演算]]の[[IEEE 754]]標準策定の際のアーキテクト代表であり、有限の精度の浮動小数点数の列を加算する際に入り込む誤差を最小にする重要なアルゴリズム([[カハンの加算アルゴリズム]])も開発した。
 
カハンは "paranoia" という有名なプログラムも開発した。これは浮動小数点演算に関するバグを検出するベンチマークである。19801994、これによって[[Pentium]]の[[Pentium FDIV バグ|除算バグ]]が発見され、今日でもよく使われている。
 
カハンは[[1989年]]に[[チューリング賞]]を受賞し、[[1994年]]には[[Association for Computing Machinery|ACM]]の[[フェロー]]となった。