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楽器
 
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m いずれにしても、打楽器体鳴楽器に分類される。
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本来のカウベルはややつぶれた半球形であり、中は空洞で、口はややつぼまっている。自由に動く金属の舌が付いていて、カウベルが揺れるとこの舌が球を内側から叩いて音を発する。家畜が動くとカウベルが鳴るので、家畜の所在を把握するのに使うのである。
 
これを[[楽器]]として用いる場合には、そのまま用いる場合と、改良して用いる場合がある。いずれにしても、[[打楽器]]、[[体鳴楽器]]に分類される。
 
*中の舌をなくし、形も四角く角張らせ、口がつぼまるよりもむしろ開口部が広くなったような形をしたものが、楽器としては、特に[[ラテン音楽]]では多用される。この楽器は、手に持つか、専用のホルダーに固定し、木製のばちなどで叩いて音を出す。いくつかの異なる大きさのものを並べて使用する場合がある。手に持つかホルダーに固定するかによって、音色は異なるし、手に持つ場合には持ち方によって音色を変えることができる。また、ばちによっても音色を変えることができる。
*元の形のまま、[[音高|音の高さ]]がはっきりとわかるように[[調律]]したものがある。
 
==参考文献==
*『打楽器辞典』網代景介、岡田知之著、音楽之友社、1981年、33-35頁