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[[Image:Ngongping360_map.png|thumb|昂坪360路線図、[[中国語|中]]、[[英語|英]]双語表記。]]
[[Image:Ngongping Cablecar.jpg|thumb|昂坪360]]
'''昂坪360'''(ゴンピン360、Ngong Ping 360)は、香港の[[香港MTR|地鐵有限公司]]が所有し、[[オーストラリア]]に本社を置く[[Skyrail-ITM]]が運営している観光用の[[ロープウェイ]]である。[[ランタオ島]]の東涌(トンチョン)と昂坪(ゴンピン)を結んでいる。
 
== 概要 ==
全長5.7kmで[[2006年]]に開業した。公式の案内などに、中国語で「纜車」、英語で「cable car」と表示されているが、同じ香港にある[[ピークトラム]]の様な軌道を有する、日本語で一般的に称するところの[[ケーブルカー]]ではない。所要時間は20分から30分と幅があるのは、強風時には徐行運転することになっているからである。ルートは、東涌から一度、[[香港国際空港]]のある赤鱲角(チェクラプコック)に向かう。そこで方向転換をした後、彌勒山の山頂を経由して、昂坪に到着する。ただし、途中に乗降駅はない。また、乗車にはチケットの購入が必要であり、クレジットカード払いは可能だが、[[オクトパス]]は使えない。
 
== 観光 ==
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香港国際空港に近接した場所にあるため「出入国ついでに観光したい」という人も多いと思われるが、荷物の預かり所などはないので、予め空港で預けてから向かうなどの対策が必要。空港からはバスで移動することになる。また、万一のトラブル(運行の一時停止、閉じ込めなど。開業以来、時間の多少にかかわらず数回発生している)に巻き込まれるリスクを考えると、香港出国(離境)日の観光コースに組み込むことは避けた方がよい。
 
== 事故 ==
[[2007年]][[6月11日]]、空のゴンドラが地上に落下する事故が発生した。この事故による死傷者は出なかったものの、運行は停止されている。([[:zh:2007年昂坪纜車墮下事故]])
 
== 外部リンク ==