「オーバーヘッドキック」の版間の差分
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'''オーバーヘッドキック'''(''Overhead Kick'')とは[[サッカー]]において、地面に背を向けた状態で空中にあるボールを頭より高い位置でキックすること。'''バイシクル'''(''Bicycle Kick'')という言葉も同義である。[[日本]]ではオーバーヘッドキックの方が一般的であるが、[[英語]]圏では自転車のペダルを漕ぐ動きに似ているところからBicycle Kickの方が一般的な表現である。
[[シュート]]の場合は
気をつけなければいけないのはペナルティエリア内はチャンスともなると相手味方問わず、選手が密集状態になることがある(コーナーキックやフリーキックの時)。そんな中、オーバーヘッドキックを試みることは非常に危険であり、相手の頭部にキックしてしまったり、キックしようとしている足が相手の頭部に近づいたり、頭部に限らず相手を蹴ってしまったりすると危険なプレイと判断され、ファウルを取られることもある。相手選手にとっても危険だが、自らも気をつけなければならないこととして着地である。オーバーヘッドキックを試みた後に脚で着地することはまず不可能と言ってよい。従って背中から地面に落ちるのが普通であるが、当然無防備な状態での落下になるので、場合によっては後頭部を地面に打ち付けたり、何かしら体の一部に怪我を負うこともある。
アクロバティックで派手なプレーなので試合を沸かせるプレーである。[[1994年]]のアメリカ[[ワールドカップ]]では、サッカー観戦の初心者が多いアメリカ人に対して「オーバーヘッドキックは[[バスケットボール]]で言えば「[[ダンクシュート]]」、[[野球]]で言えば「[[ホームラン]]」であり、最もエキサイティングなプレーのひとつである」と紹介された。
オーバーヘッドキックと判断されるのは完全に地面にほぼ平行になった状態でのキックと言われる。背中が斜めを向いていればジャンピングボレーと判断される。
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