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[[心理学]]における'''発達'''(英:development)とは、一般に[[受精]]から[[死]]に至るまでの人の心身、及びその社会的な諸関係の量的及び質的変化・変容をいう。外国語の development、あるいはドイツ語の die Entwicklung は、巻いた絨毯のようなものを開いていくような行為、様子をいうもので、開ききってしまったところが人間の終焉になる。
 
===発達の三要素===
専門分野としては、[[発達心理学]]がある。医療系や社会福祉系の大学では、人間に直接関わる専門職の教養として人間発達学といった科目が設定されていることが多いが、内容的にはほとんど発達心理学だったりすることが多い。
*発達には三つの構成要素があるとエリク・フォン・エリクソンはいう。彼が挙げているのは、次の三つである。
 
*成長(Growth) - この反対が老化。生涯発達のピークを分水嶺としては、前半が成長、後半が老化となる。
*成熟(Maturation) - 性交渉によって生殖可能になること。その可能時期の終わりを告げるのが、女性では[[閉経]]。男女共に[[更年期]]というものがあり、さまざまな[[更年期障害]]を呈する。
*学習(Learning) - 経験により獲得した知識、理解により、自分の行動、態度を微調整していくことが出来ること。この特殊なものは、学校教育の中で得られる。学習は人生の前半にのもあるものではなく、健忘症、物忘れなど人生の後半では負の学習というものも存在する。
 
===専門分野===
 
*発達を特に研究する専門の学術分野としては、[[発達心理学]]がある。医療系や社会福祉系の大学では、人間に直接関わる専門職の教養として人間発達学といった科目が設定されていることが多いが、内容的にはほとんど発達心理学だったりすることが多い。
 
== 関連項目 ==