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| 画像説明 =巻積雲
| 略記号 =Cc
| 記号=[[Image:CH 9.png|20px|CH9]]
| 類=巻積雲
| 高度 =5,000~13,000
| 階級 =A族 層状雲(上層雲)
| 特徴 =うろこ状
| 降水 =あり(地上に達しない[[尾流雲]])
}}
'''巻積雲'''(けんせきうん、ラテン語学術名cirrocumulus、略号Cc、)とは、高度5~13km程度に浮かぶ、白い小さな塊がうろこのように並ぶ[[雲]]。基本[[雲形]](十種雲形)の一つで、[[上層雲]]に分類される。氷の結晶からできている。'''絹積雲'''とも書く。また、'''うろこ雲''''''鰯(いわし)雲''''''さば雲'''などとも呼ばれる。英名は'''cirrocumulus'''
 
巻積雲の雲形は、[[高積雲]]のそれとよく似ており、判別が難しい。巻積雲と高積雲の見分け方としては、
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などが挙げられる。
 
巻積雲は、その形によってさらに細かく[[層状雲]]、[[レンズ雲]]、[[塔状雲]]、[[房状雲]]に分類されることがある。
 
[[温暖前線]]や[[熱帯低気圧]]の接近時には、[[巻雲]]の次に現れるため、順番にこの2つの雲がみられると天気の悪化が近づいていることが明白になってくる。
 
国際式[[天気図]]に使用される雲形記号においては、十種雲形の中で唯一、巻積雲を表す記号だけが1種類しかない。
 
俗称であるうろこ雲・いわし雲・さば雲はどれも[[秋]]の[[季語]]である。低緯度から高緯度まで広い地域でほぼ年中見られるが、日本では、秋は[[台風]]や移動性低気圧が多く近づくため特に多く見られ、秋の象徴的な雲だとされる。
 
{{Commons|Cirrocumulus cloud|{{PAGENAME}}}}