削除された内容 追加された内容
M abe (会話 | 投稿記録)
ろう付け、はんだ付けのときの融剤
19行目:
中和や塩の交換反応により、酸に水溶液に溶けない物質を可溶性塩で添加する薬剤を融剤と呼ぶ。塩基性の金属酸化物に対しては硫酸水素ナトリウムなど、ケイ酸塩に対して炭酸ナトリウムや四ホウ酸リチウム等が利用される。あるいはホウ砂球試験の様に、溶融したホウ砂に分析試料の金属酸化物や金属塩を溶融呈色させる場合もある。
 
== ロウろう付け、半田はんだ付けのときの融剤 ==
金属を接合するときはその表面の酸化物等を除去して接合材である[[金属ロウろう]]でよく[[ぬれ]]るようにしなければならない。そのために、前者[[ろう付け]]では[[ホウ砂]]を塗りつけ酸化物をガラス状にして溶かしたり、後者[[はんだ付け]]では[[塩化亜鉛]]飽和水溶液を塗りつけて酸化物を溶解したりする。後者では[[松脂]]を用いることもある。
 
== 融剤法 ==