「ふしぎ遊戯 玄武開伝」の版間の差分

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== 登場人物 ==
;'''奥田多喜子'''(おくだ たきこ) [[声優|声]]:[[雪野五月]]
: 本作の主人公。
:本作の主人公。玄武の巫女であり、「四神天地書」の翻訳者、奥田永之介の一人娘。気が強いが、とても優しい性格。本に吸い込まれた最初の少女。女学校で習っていた薙刀が得意。タコと雷と父親(永之介)が嫌い。女宿とは深い絆で結ばれている。17歳。身長155cm。
: 玄武の巫女であり「四神天地書」の翻訳者・奥田永之介の一人娘。
: 女学校に通っている女学生であり、基本スタイルは袴。
: 気が強く薙刀を得意とする活発な面を持つが、とても優しい性格。
: 本に吸い込まれた最初の少女。女宿とは深い絆で結ばれている。
: タコと雷と父親(永之介)が嫌い。
:16歳 17歳。身長173cm155cm
 
=== 玄武七星士 ===
玄武の巫女を護り力を与えるために選ばれた者たち。さまざまな人外の力を持ち、生命力も強い。
前作と違い、巫女が神獣を召喚し国を救ったという前例がなかったため「国が滅びようとする時にあらわれる」とされた伝説を受け、巫女と共に滅びの象徴として忌み嫌われる存在であった。
そのため自身が七星士であることを嫌っている者が多い。
 
;'''女宿'''(うるき)/リムド=ロウン 声:[[櫻井孝宏]](少年時代:[[瀧本富士子]])/女リムド[[長沢美樹]]
: 風を操る。字が現れている時は性別が反転し女になる特異体質。
: 男性のときは美青年、女性のときは美少女。ただし性格は当然、そのまま。
: 実は父親に命を狙われている北甲国の皇子で、皇位継承権は第二位。
: 多喜子と恋におちる。字は胸に現れる。
 
;'''虚宿'''(とみて)/チャムカ=ターン 声:[[岩永哲哉]]
: 氷を操り、弓を武器として使う。
:16歳 身長173cm。
: 母親を大事にしている。感情表現が豊か。
:氷を操り、弓を武器として使う。母親を大事にしている。後200年間、斗宿と共に多喜子の'''神座宝'''を守護することとなる。多喜子に密かに思いを寄せている。字は左肩後ろに現れる。前作にも登場している。
: 多喜子に密かに思いを寄せている。前作にも登場している。
: 後に200年間、斗宿と共に多喜子の'''神座宝'''を守護することとなる。
: 16歳 身長173cm。字は左肩後ろに現れる。
 
;'''室宿'''(はつい)/ザラ-=エルタイ 声:[[緒方恵美]]
: 防御壁となる鉄カゴから針を発して攻撃する。
: すぐカゴに閉じこもってしまう気弱な性格だが根は優しい。
: 薬草や植物に詳しい。多喜子達と出会う前は、フェンに面倒を見て貰っていた。
: 字は右足の裏に現れる。
 
;'''壁宿'''(なまめ)
: 岩を操る。「星命石」という石から生まれた大地の精霊。
: 多喜子が倶東国の軍に捕まるまで言葉を発していなかったが、少しずつだが声が聴こえるようになった。
: 普段は小さい人形型の体型であるが、大きくなったり、馬や薙刀などに変化できる。普段
: 通常字の形態で後ろ頭に現れる。
 
;'''斗宿'''(ひきつ)/エムタト=チェン 声:[[檜山修之]]
: 水を操る。字は右目に現れ、その眼で人の心を覗くこ虚宿は昔から面識できる。
: 妹思い。虚宿と共に前作に登場。
: 前作とゲームでは氷を出していたことから、氷も操れると思われる。
: 字は右目に現れ、その眼で人の心を覗くことができる。
 
;'''牛宿'''(いなみ)/タルマ 声:[[勝生真沙子]]
: 髪を操り、大きな煙管を武器として使う女性
: 紅南国で遊郭の女将の代理をしていたが、多喜子の無償の救助により多喜子とともに玄武召喚の旅に出る。
: 一見はただのおばさん肝が据わった中年女性に見えるが、実は皇族に仕えていた元宮女である。
: 字は下腹部にあらわれる。
 
;'''危宿'''(うるみや)/ ハーガス 声:[[子安武人]]
: 女宿の父から命を受けた刺客。
: 七星士の力を吸い取り、自分の力として使うことが出来る。
: 字は眉間に現れているが、双子の兄と字を分け合う形(部首とそれ以外で二分)になっておりその字は完全形でない。
: 七星士として協力するつもりは無く、「玄武の召喚はあきらめろ」と主張している。
 
;'''危宿'''(うるみや)/テグ
: 北甲国に捕らえられているハーガスの双子の兄。
: 容姿は捕らえられた当時の少年のままである。北甲国に捕らえられている。
: 字はハーガスと同じく眉間に現れるが、能力はハーガスと違い、歌を歌うことで七星士の能力を消すことができる。
 
=== 北甲国 ===
この世界で最も広い国。守護神は玄武。
隣国倶東国に狙われているうえ、無慈悲な皇族の政治により滅亡の危機に瀕している。
国土のほとんどが広大な土地で、資源が豊富。首都は特烏蘭(トウラン)。[[モンゴル]]をイメージしている。
 
;'''ソルエン''' 声:[[小野健一]]
: 女宿の従者。幼いころから父とともに女宿を護ってきた。
: 玄武召喚を願っている。過去に一度女宿の事を裏切ろうとした事がある。
: 北甲国の刺客(兵士)に剣で貫かれ、火薬が詰まっている防具に自ら火を付け爆死。
 
;'''タウル''' 声:[[上別府仁資]]
: ソルエンの父。敵の奇襲で亡くなる。女宿の母の家に代々仕える一族の出身。
 
;'''ボラ-テ''' 声:[[さとうあい]]
: 虚宿の母。玄武の伝説を信じている。
 
;'''アイラ''' 声:[[矢作紗友里]]
: 斗宿の妹。虚宿の幼なじみ。虚宿に淡い恋心を抱くようになる。
 
;'''巫大師''' 声:[[寺田はるひ]]
: 偉布礼(イフレイ)で多喜子たちを助けるが、倶東国の追っ手に殺されてしまう。
 
;'''アンルウ巫尊師''' 声:[[川澄綾子]]
: 転節の石原で壁宿を護っていた。倶東国の奇襲によって絶命。
: 外見は幼女だが、実年齢は不明。
: 多喜子に七星士の手がかりを示す首飾りを託す。
: これが[[朱雀]]・[[青龍 (四神)|青龍]]編で登場した「玄武の巫女」の「神座宝」である
 
;'''フェン''' 声:[[吉田小南美]]
: 室宿の面倒を見ていた。しかし正体は刺客だった。
: リムドたちに追い詰められ、ハーガスに殺害される。
 
;'''テムダン=ロウン''' 声:[[中井和哉]]
: 女宿の実父。玄武の伝説を嫌い、息子をはじめ巫女たちの命を狙う。
: 皇帝の兄。皇位継承権第一位。奇病にかかっており、神を信じない。
 
;'''テギル=ロウン'''
: 北甲国皇帝。子供は娘ばかりで、跡継ぎがいない。女宿の叔父にあたる。
: 兄の事を嫌悪しているようで、名前を出すだけで怒りだす。
: 特烏蘭をテグの七星士の能力で護ってもらっている。
 
;'''フィルカ'''
: テグの七星士の能力により、気を失った女宿を看病した謎の少女。
 
=== 倶東国 ===
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;'''紫義'''(しぎ) 声:[[福山潤]]
: 倶東軍兵士で、隊長を務める。皇太子を崇拝している。
: 女性とも見まごう美形で、一見物腰柔らかで敬語口調の紳士だが、性格はかなり腹黒く任務の遂行を第一に考える残忍な性格。
: [[多節棍]](形から察するに[[七節根]])の使い手。ちなみに[[宦官]]である。(本人いわく、12で男でなくなったという。)
: 皇太子、玻慧に対する尊敬は相当。(作者いわく「[[ツンデレ]]」)
 
;'''緋鉛'''(ひえん) 声:[[谷山紀章]]
: 倶東国兵士。女宿には右腕を斬られたという恨みがある。
: 性格は単純で猪猛突進で、熱くなりやすい。鉄鞭の使い手。
: 紫義とは長い間ともに行動をしているようだが、未だ宦官である彼の体を見慣れない様子。
 
;'''玻慧'''(はけい) 声:[[真殿光昭]]
: 倶東国皇太子。巫女討伐の命を下す。
: 北甲国を狙っており、密かに女宿の父と同盟を結ぶ。
: 伝説の巫女や七星士に興味を持つ。自分の代での巫女の登場は認めないと語る。
 
=== 紅南国 ===
温暖気候の国。守護神は朱雀。前作「ふしぎ遊戯」で舞台になった国
 
;'''ルウデ''' 声:[[山川琴美]]
: 紅南国内の遊郭に勤める遊女で、北甲国出身。
: 北甲国に帰りたいがため脱走したこともある。怨魔に操られて遊郭に火をつける行為もした。
 
;'''シュヌ'''
: 紅南国内の遊郭の女将で、牛宿の命の恩人でもある。
: 3年ぐらい前、怨魔の呪いにより病に冒されていた。
: 病がひどくなり陰魔になりかけて、多喜子と牛宿を取り込まれるところを助け、最期は自我を取り戻し、炎に焼かれて死亡した。
 
=== 現実世界 ===
大正12年当時の日本。
 
;'''奥田永之介'''(おくだ えいのすけ) 声優:[[大川透]]
: 多喜子の父。小説家。「四神天地書」の訳者。娘が巫女となったことを嘆いている。
 
;'''奥田美江'''(おくだ よしえ)
: 多喜子の母。夫と娘のことを案じながら肺病で他界。
 
;'''大杉高雄'''(おおすぎ たかお) 声:[[千葉進歩]]
: 永之介のファンであり友人。出版社に勤務。鈴乃の父親
 
;'''大杉鈴乃'''(おおすぎ すずの)
: 大杉高雄の娘で、当作品においての年齢は8歳。
: その9年後の昭和7年、17歳の時「四神天地書」に吸い込まれる2人目の少女。
: 前作「ふしぎ遊戯」でも少し触れられている、後の「[[白虎]]の巫女」。
 
== 神座宝 ==