「フランチェスカ・ダ・リミニ (チャイコフスキー)」の版間の差分

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この曲の題材となっている詩、《フランチェスカ・ダ・リミニ》は[[ダンテ・アリギエーリ|ダンテ]]の「[[神曲]]」中の絶唱とされている詩である。その内容は大体次の通り。
 
13世紀[[ラヴェンナ]]にあるボレンタ家の美しい姫[[フランチェスカ・ダ・ポレンタ|フランチェスカ]]は、父の命令で宿敵マラテ家との和解のため、同家の長男ジョヴァンニのもとへ嫁ぐことになる。フランチェスカを迎えに来たのは、ジョヴァンニの弟である美青年[[パオロ・マラテスタ|パオロ]]だった。2人は恋に落ち、醜いジョヴァンニとフランチェスカが結婚してからも密会を続ける。ところがある夜、フランチェスカとパオロが密会しているところをジョヴァンニに見つかり、嫉妬に狂ったジョヴァンニによって2人は殺されてしまう。2人は色欲の罪を犯した者として、地獄の嵐に吹き流される。
 
==曲の内容==