「世代交代」の版間の差分

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世代交代として、最もよく知られているのは、[[シダ植物]]のそれであろう。
 
シダ植物の本体は、核相としては複相、つまり2nである。シダの本体は成熟すれば、その葉の裏に胞子のうの集まりをつける。[[胞子のう]]の中では[[減数分裂]]が行われ、それによって[[胞子]]が形成される。したがって胞子の核相はnである。
 
胞子は単独で発芽し、[[前葉体]]となる。前葉体の核相はnで、この前葉体の下面に造卵器と造精器が形成され、そこで造られた[[卵]]と[[精子]]の受精によって受精卵ができると、それが発芽してシダの本体が造られる。