「交響曲第6番 (ニールセン)」の版間の差分

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'''交響曲第6番'''「'''シンプル''' 又は '''素朴な交響曲'''」(Symfoni(Symfoni Nr.6 "Sinfonia Semplice",)[[FS.番号|FS]]116)とは、[[カール・ニールセン]]の作曲した最後の交響曲。作曲は[[1924年]]から[[1925年]]にかけて行われた。(完成は[[1925年]][[12月5日]])
 
同じニールセンの[[交響曲第4番 (ニールセン)|交響曲第4番]]が単楽章、[[交響曲第5番 (ニールセン)|交響曲第5番]]が2楽章というスタイルをとっているのに対し、この交響曲は4楽章である。
 
==概要==
==曲の構成==
 
この作品は以下の4楽章から成り立っている。
 
*第1楽章 テンポ・ジュスト
*第2楽章 フモレスケ
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===第1楽章===
[[グロッケンシュピール]]の合図により始まる。やがて展開的な発展をとげていき。重厚な雰囲気となる。クライマックスが過ぎると静かに曲は終わる。
 
===第2楽章===
ユーモアに富んだ、間奏曲風の楽章。弦楽器は全く沈黙している。[[トライアングル]]が透明感を出し、[[トロンボーン]]の笑い声のような下行[[グリッサンド]]が印象的である。
 
===第3楽章===
この楽章もオーケストラの一部の楽器でしか演奏されない。
 
===第4楽章===
まず主題が提示され、9つの変奏が続く。
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==楽器編成==
[[ピッコロ]],[[フルート]]2,[[オーボエ]]2,[[クラリネット]]2,[[ファゴット]]2,[[ホルン]]4,[[トランペット]]2,[[トロンボーン]]3,[[チューバ]],[[ティンパニ]],[[大太鼓]],[[小太鼓]],[[トライアングル]],[[シンバル]],[[シロフォン]],[[グロッケンシュピール]],、[[弦5部]]
 
==初演・出版==
===世界初演===
世界初演は完成から6日後の[[1925年]][[12月11日]]、[[コペンハーゲン]]にてニールセン自身の指揮によりコペンハーゲン宮廷劇場管弦楽団の演奏で行われた。
 
===日本初演===
日本初演は[[1984年]][[2月27日]]、[[渡邉暁雄]]指揮の[[日本フィルハーモニー交響楽団]]。[[東京文化会館]]にて。
 
==参考文献==
*作曲家別名曲解説ライブラリー18「北欧の巨匠」(1994年 音楽之友社)ISBN 4276010586
 
==関連項目==
*[[カール・ニールセン]]
**[[交響曲第4番 (ニールセン)|交響曲第4番『不滅』]]
**[[交響曲第5番 (ニールセン)|交響曲第5番]]
*[[クラシック音楽]]
*[[ロバート・シンプソン]]
 
 
{{ニールセンの交響曲}}
{{Classic-stub}}
[[Category:交響曲|にるせん 06]]
[[Category:ニールセンの楽曲|こうきようきよく06]]
 
[[en:Symphony No. 6 (Nielsen)]]