「褐鉄鉱」の版間の差分
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鉄を含んだ鉱物の[[風化生成物]]として産出され、土壌を赤く着色する。[[鉱床]]の[[露頭]]部分にある'''焼ケ'''は大部分が褐鉄鉱でできている。また、鉄を含んだ[[温泉]](鉄泉)の沈殿物としても産出される。
石英属の鉱物の内部にインクルージョンとして混入する物質の一種でもあり、見た目は黄色~黄金色・褐色をしている。水晶の中に、針状・毛髪状・繊維状の内包物となって出現することが多い。同質異像鉱物として、レピドクロサイト(Lepidocrocite 和名:[[鱗鉄鉱]]),ゲーサイト(Geothite 和名:[[針鉄鉱]])もある。従来、このリモナイトと称されるものは、レピドクロサイトとゲーサイトのいずれかであるが、この両者は産出状態も共生関係も全く同様で、相伴って産出するため、二つを区別するのは困難とされている。近年の研究の結果、おそらくはゲーサイトであるという説が有力視されている。
==種類==
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