「クラッチスタートシステム」の版間の差分

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しかしこの仕様では従来教習所で教えられていたような、[[踏切]]内などでエンジンの始動ができなくなった状態からの脱出法の一つ、「[[セルモーター]]で強引に車を動かす」(ギアを入れてクラッチをつないだままエンジンを始動する操作を行うことで、車を移動できる)という手段が使えない。
もちろん、メーカー推奨の方法は「車を置いたままなるべく早く線路内から退避し、踏切の警報ボタンを押す(あるいは[[発筒]]を炊く、[[赤色灯]]を振るなど)」ことで二次的な事故を未然に防ぐことである。教習所では踏切内でエンジンストールの原因となる変速操作自体を行わないよう指導されており、基本的には手前で一時停止し、ローギアに入れることを推奨している。また適切に整備された自動車がそれ以外の理由で踏切内に立往生することは極めて稀である。
 
このクラッチスタートシステムは、クラッチペダルが踏み込まれていることを感知するセンサーを切ったり誤認識させることで解除することも出来るが、安全性から決して勧められた行為ではない。