「糸球体」の版間の差分

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'''糸球体'''(しきゅうたい、Glomerulus)は、[[脊椎動物]]の[[腎臓]]の[[ネフロン]]で[[ボーマン嚢]]に囲まれた[[毛細血管]]の塊であり、腎臓循環の輸入細動脈から血液が流れ込んでいる。大部分の毛細血管とは異なり、糸球体は小静脈ではなく[[輸出細動脈]]へ流れる。細動脈の抵抗は糸球体の血圧を上昇させ、ボーマン嚢の血液の[[限外濾過]]の過程を促進させる。
 
糸球体とその周囲のボーマン嚢とで[[腎小体]](マルピーギ小体)を構成している。糸球体による血液の濾過率は[[糸球濾過率]]([[:en:Glomerular filtration rate|GFR]])と呼ばれる。この測定値は、[[腎機能]]を決定するのに使われる。
 
== 濾過膜 ==
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== 糸球体近接細胞 ==
輸入細動脈の壁は、[[レニン]]の[[合成酵素]]に分化した[[平滑筋細胞]]を含んでいる。糸球体近接細胞は、血液の体積と圧力の調節を補助する[[レニン-アンジオテンシン系([[RAA系]]([[:en:Renin-angiotensin system|RAS]])の作用を持つ。
 
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