「水蒸気爆発」の版間の差分

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; 界面接触型
: 水の中に金属溶融体のような熱い細粒物質が落ちると、その周囲に薄い[[水蒸気]]の膜が形成される。この薄膜はしばらく安定に存在するが、何らかのトリガーにより不安定化し、[[衝撃波]]とともに[[破壊]]される。この破壊現象を界面接触型の水蒸気爆発と呼ぶ。[[原子炉]]で[[炉心融解]]が発生したときに冷却水の中に高温物質が落下すると、このタイプの水蒸気爆発が発生する可能性がある。
; 全体接触反応
: 密閉空間内の水が熱により急激に気化・膨張することにより、密閉していた物質が一気に破砕されて起きるタイプの水蒸気爆発。例えば、[[地殻]]内のような密閉した空間に[[帯水層]]があった場合、そこへ[[マグマ]]が貫入することによって大量の水蒸気が急激に発生すると、このタイプの水蒸気爆発が起こる。その際にマグマも一緒に放出された場合、特に'''マグマ水蒸気爆発'''と呼ぶ。