「後手番一手損角換わり」の版間の差分

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==腰掛け銀==
[[角換わり腰掛け銀]]とほぼ同様。ただし、いわゆる角換わり同型になったとき、後手陣の歩が8五でなく8四にあるため、△8△8五桂からのカウンターが可能になるなど指し手の幅が広がり、研究の幅が広がった。
△8従来の△8五歩型と比較して角換わり同型腰掛銀においても純粋に得というわけではないのだが、手が広がっているために、先手に一方的に主導権を握られる展開をある程度避けやすい。
 
==棒銀・早繰り銀==
手損を直接的にとがめようと早い展開に持ち込もうと考えるのも当然である。もともと有力であった[[棒銀]]や[[早繰り銀]]などを指された時に手損していれば当然不利になるのではないか、と考えられ試された。ところが従来の[[棒銀]]は先手[[棒銀]]でも勝率が芳しくなかったので一手損でもある程度やれると考える人が多く、明快な対策にはならないようである。[[早繰り銀]]も同じく有力であり、当初はこの有力な[[早繰り銀]]を避けため、後手としては1筋の端歩を打診された時に受けずに駒組みを進める手多かった。ただその場合は▲1五歩型先手[[右玉]]という有力な手段を取られてしまう。現在はあえて[[早繰り銀]]を避けずに、後手にも△8五歩と今度は手損したはずの歩をあえて伸ばして相性のいい[[腰掛け銀]]で対応するなどもあり、明快に良しするまでにはやはり至らない。
 
== 関連項目 ==