削除された内容 追加された内容
磯多申紋 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
m +lk
7行目:
例えば、[[1854年]]の[[メディスン・クリーク条約]]には、「すべての一般漁場における魚を取る権利は、その土地の住民といわゆるインディアンに (to said Indians '''in common with''' all citizens of the Territory) 保証される」という一文が記載されている。準州の長官であった[[アイザック・スティーヴンス]]が交渉に携わったほとんどの条約には、これと同じか、よく似た言い回しが用いられている。
 
このことについて、ボルト判事は次のように述べている。「辞書の定義によれば、そして先住民族との条約や今回の判決において意図され用いられているように、『共有で(in common with) 』が意味するところは魚を獲る機会を均等に共有するということであり……、したがって条約に定められていない漁師たちは[[漁獲可能量]]の50パーセントの魚を獲る機会を有しており……、条約で権利を保障されている漁師たちも同様に50パーセントの魚を獲る機会を有している。」
 
この判決が下されたのは、アメリカ先住民の活動家たち、とりわけ[[ボブ・サティアカム]]による抗議と不法漁業が最高潮に達した年だった。この裁定はすぐさま、非先住民の漁師たちを憤慨させ、激怒させたが、裁定そのものは30年以上にわたって維持された。