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Æskja (会話 | 投稿記録)
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'''オッタル'''(''Óttar'')は、[[北欧神話]]に登場する人間の男性。[[]]の女神[[フレイヤ]]のたくさんの愛人の中で最も気に入られているといわれている。父の名はインステイン、母の名はフレーディースという。
 
彼は『[[古エッダ]]』の[[]]『[[ヒュンドラの歌]]』に登場し、繰り返し「愚かなオッタル」と呼びかけられている。
 
オッタルがアンガンチュールという人物と先祖名の暗唱比べをすることとなり、黄金を賭けたこともあってフレイヤが助力する。フレイヤはオッタルを猪に変えると、共にヒュンドラのいる岩穴に行き、彼女にオッタルの[[家系]]を語らせる。しかしヒュンドラは機嫌を損ね、「記憶の麦酒」をオッタルに渡そうとしない。フレイヤが脅迫めいた言葉を口にすると呪いをかけようとする。フレイヤはオッタルのために神々の加護を願う。
 
フレイヤの夫[[オーズ]](Óðr)と名前が似ているが、彼と同一視されることはないようである。
 
なお、『古エッダ』の『[[レギン]]の歌]]』には'''[[オト (北欧神話)|オト]]'''(''Ótr'')という名の小人[[ドワーフ]]が登場する。[[カワウソ]]に変身していたのを[[ロキ]]が殺してしまい、[[黄金]]で賠償するよう遺族に求められる。この「オト」も邦訳では「オッタル」と表記されることがある。
 
==関連項目==