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パロアルト研究所および3ComEthernetの設計に携わった[[ロバート・メトカーフ]
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'''インターネット崩壊論'''(インターネットほうかいろん)は、[[インターネット]]上の[[トラフィック]]増大により処理許容量を超え、インターネットが崩壊すると言われる論である。[[パロアルト研究所]]および[[3Com]]で[[Ethernet]]の設計に携わった[[ロバート・メトカーフ]]が1995年に発表したもの<ref>{{Cite journal|last=Metcalfe|first=Robert|year=1995|month=December|title=Predicting the Internet's catastrophic collapse and ghost sites galore in 1996|journal=Info World|volume=127|issue=50|pages=143}}</ref>が特に有名なものである。
 
==崩壊論の根拠==
崩壊論は数年おきに浮上しており、その原因として過去、インターネットの商用化開始、ネット上の[[コンテンツ]]の肥大化、[[ブロードバンド]]回線の普及などがあげられた。最近では[[ピア・ツー・ピア|P2P]]トラフィックの増大を受けて崩壊論が叫ばれた。
実際には崩壊までには至っていないが、一部の中小の[[インターネットサービスプロバイダ]]はトラフィックの増大に対応しきれず、業界再編成につながった。
 
 
==実際の状況==
実際には2007年現在、崩壊までには至っていないが、一部の中小の[[インターネットサービスプロバイダ]]はトラフィックの増大に対応しきれず、業界再編成につながった。
[[2001年]]に[[CodeRed]]が大流行したときに、実際にトラフィック増大によるネットワーク停止・遅延が起きたので、トラフィック増大により破綻する可能性は否定できないが、実際にはトラフィック増大に対応するよう[[インターネットサービスプロバイダ]]や[[回線業者]]側で設備増強が行われている上、通常ユーザと比較して異常なトラフィックを流すユーザに対して、[[帯域制限]]をかける・インターフェースを閉じるなどして排除しており、本当に崩壊することはないと考えられる。
 
==脚注==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[ネットワークインフラただ乗り論争]]