「詭弁」の版間の差分

*A「私達は、'''罪なき善良な社会的弱者により一層の苦痛と不幸を強いるだけの'''B知事の'''残酷で無慈悲で恥知らずな'''政策に、'''知性と良識ある者なら当然そうするように'''反対の意を表明しました。しかしB氏は'''極めて嘆かわしく、そして愚かしい事に'''私達の訴えを退け、'''その幼稚な頭で考え付いたお粗末な'''政策を実行に移したのです。B氏のような'''人心を顧みず傲慢で冷酷で知能の著しく欠如した'''人物や、'''無思慮かつ無責任にも'''B氏を知事に選んだ'''サル以下の知能しか持たない愚昧な'''市民'''の軽率な蛮行'''によって、この町はますます住みづらくなったように思えます」
 
これも論点先取の一種で、読み手(聞き手)に攻撃対象への先験的(ここでは否定的)な感情を惹起させようとする文章を言う。このように、論理性ではなく「語調」に頼った主張を、loaded language(または emotionally charged words)と呼ぶ。必ずしも感情的・攻撃的・侮蔑的な形容句で装飾された文章のみを指すものではなく、常用語を用いた文章も含む。このタイプの詭弁は、[[情報操作]]や[[プロパガンダ]]の手法として使われる。たとえば<!--不当に高い-->一時的に引き上げられていた課税率を下げることを「減税」と呼ぶ、臨時の減税措置を解除することを「増税」と呼ぶような場合、あるいは販売予定価格に割り増した額を最初に提示し「今日は特別に値引きします」などと提案する場合、それぞれ「減税」「増税」「値引き」などがloaded languageである。要するに、受け手の感情や価値判断暗黙に刺激するキーワードを文中にちりばめることで、論理によらずに受け手を操作するものである。論点回避の一つ。
 
長文で、結論の不明瞭な詭弁を一気にたたみかけると、聞き手の混乱を誘い、反論を抑え、発言者の結論へと誘導しやすくなる。
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