削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
{{音韻学}}
'''広韻'''は、[[北宋]]の[[大中祥符]]元年([[1008年]])[[陳彭年]]らが先行する『[[切韻]]』『[[唐韻]]』を増訂して作った[[韻書]]。正式名称は'''大宋重修韻'''(だいそうちょうしゅうこういん)。『切韻』系韻書の一つであり、それ以前の韻書が失われているため実質的に切韻音すなわち[[中古音]]の復元はこの書にもとづく。
『広韻』巻首の記載によれば26194字を収め,注解の文字191692個に至るという。韻目は総計206韻、[[平声]]57韻(上平声28韻、下平声29韻:上下に分けるのは平声収録の字が多いため)、[[上声]]55韻、[[去声]]60韻、[[入声]]34韻である。