「プラモデル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
SPR (会話 | 投稿記録)
91行目:
:* 水性アクリル系塗料は、水で希釈することも可能だが乾燥時間が増し光沢面に塗れなくなることもあるので、プラモデルに塗る場合は専用溶剤([[アルコール]]系)で希釈することが多い。臭いや毒性はラッカー系より抑えられている。引火性も低く安全性が高いものの、塗膜はラッカー系より弱く、上からラッカー系塗料を塗ると侵される。
:* エナメル系塗料は、専用の溶剤(工業[[ガソリン]]系)で希釈する。上記2種類の塗料と異なり、塗装後空気に触れることで化学反応が起き固化する。エナメル系塗料は乾燥が遅く筆塗りでもムラができにくい利点がある。乾燥後の塗膜は光沢に優れる。多湿な日本の気候には不向きだが欧米では一般的な模型用塗料として用いられている。また他種の塗料の塗膜を侵さない事から[[ウェザリング]]に用いられる事が多い。ただし下地がつや消しの場合、顔料が染み付いて取れなくなることがある。塩ビ(ソフトビニール製キットやポリキャップなど)は侵され劣化するので避けた方がよい。最近、紫外線をカットするクリアー塗料の上に塗布した場合に白化する現象が話題となった。
: 他に、絵画用のアクリル[[絵具]]や[[油絵の具|油絵具]]、[[パステル]]、[[コピック]]なども用いられる。
; [[エアブラシ]]
: 以前は絵画用の高価な物が多く一般的ではなかったが、近年は模型メーカーから比較的低価格の製品が発売される様になった。