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'''呂翔'''('''りょ しょう、?''' -〔Lü Xiang〕 生没年不詳)は、[[207年中国]]?)は、[[袁尚後漢]]配下時代末期。東平郡出身。『[[三国志演義後漢書]]』では[[呂曠袁紹]]列伝で名は「'''高翔'''」(後の蜀漢に同姓同名の武将がいるが、さすがに別人であろう)となっている
 
袁紹の三男[[袁尚]]配下の大将で、[[呂曠]]も同僚の大将である。[[建安]]8年(203年)8月、袁尚に従って、袁尚の兄・[[袁譚]]を平原に包囲する。追い詰められた袁譚は[[曹操]]に降伏し、同年10月に曹操は袁譚の救援に向かったため、袁尚は平原の包囲を解いた。ところが、呂曠と呂翔は袁尚に反逆して、陽平に駐屯し、まもなく曹操に降伏した。その後、袁譚は、呂曠と呂翔に将軍の印綬を授けて懐柔しようとしたが、2人ともそれには全く乗らなかった。以後、2人とも史書には登場しない。
[[曹操]]に攻められた際、袁尚の兄、[[袁譚]]を通して曹操に降った。曹操は呂翔を列侯に封じた。
 
[[三国演義]]』では[[呂曠]]の弟とされている。[[袁譚]]の説得を受けた後に兄弟で曹操に降り列侯に封じられた。将軍の印綬の件は、史実と同様である。その後、兄・呂曠と共に[[曹仁]]配下に属し、曹仁に懇願して5千の兵で新野の[[劉備]]を襲うが、敗戦して[[張飛]]に矛の一撃で仕留められ
== 参考文献 ==
*[[范曄]]『後漢書』巻七十四下袁紹劉表列伝第六十四下
*[[陳寿]]『三国志』巻一魏書一武帝紀第一(和訳:[[今鷹真]]・[[井波律子]]『三国志 正史 1』[[ちくま学芸文庫]]、1992年)
*同上,巻六魏書六董二袁劉伝第六(和訳:同上)
*『三国演義』(和訳:[[立間祥介]]『三国志演義 上』平凡社、1972年)
*[[渡辺精一]]『三國志人物事典』講談社、1989年
 
[[Category:三国志の登場人物|りよしよう]]
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[[en:Lü Xiang]]