「ポリテトラフルオロエチレン」の版間の差分

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m テフロンがフッ素樹脂の総称であることを記載
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'''テフロン®''' ('''Teflon®''') とは、テトラフルオロエチレンの重合体であるポリテトラフルオロエチレン (PTFE) の米国[[デュポン社]]の商品名で、[[1938年]]に[[ロイ・プランケット]]によって発見され、[[1946年]]に製品となった。
 
 
テフロンは[[フッ素]]原子と[[炭素]]原子のみから成る[[フッ素樹脂]]で、現在ではポリテトラフルオロエチレンだけではなくフッ素樹脂一般の呼称となっている。フッ素樹脂は化学的に安定で[[耐熱性]]、耐薬品性に優れている。[[フッ化水素|フッ化水素酸]]にも溶けないことから、その運搬にはテフロン製容器が使用されている。
現在ではテフロンの名称は、ポリテトラフルオロエチレンだけではなく、デュポン社のフッ素樹脂一般の呼称となっており、同社の販売するテトラフルオロエチレンとその他のモノマーの共重合体などもテフロンの名で呼ばれる。しかし、一般にテフロンと呼ぶ場合には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のことを指すことが多い。
 
PTFEは[[フッ素]]原子と[[炭素]]原子のみから成る[[フッ素樹脂]]である。フッ素樹脂は化学的に安定で[[耐熱性]]、耐薬品性に優れている。
[[フッ化水素|フッ化水素酸]]にも溶けないことから、その運搬にはテフロン製容器が使用されている。
 
また、テフロンは現在までに発見されている物質の中で最も[[摩擦力#クーロンの摩擦法則|摩擦係数]]の小さい物質であることも特長の一つである。