「名鉄モ870形電車」の版間の差分

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[[冷帯|寒冷地]]の[[北海道]]と[[温帯|暖地]]の[[岐阜県|岐阜]]との気候の違いから、[[1978年]](昭和53年)までに側面窓が戸袋窓を除いて開閉窓へ取替えられ、車体色もベージュと緑から名鉄の[[コーポレートカラー]]であるスカーレット1色へと変更されたが、車体そのものに大きな変更点はなく就役した。
 
名鉄ではラッシュ時の混雑解消に効果があったものの、電装品が600V専用であった事から架線電圧1500Vの[[名鉄各務原線|各務原線]]への入線ができず、使用に制限があった。この事から両方に対応する「[[複電圧車]]」[[名鉄モ880形電車 (2代)|880形]]が[[1980年]](昭和55年)が投入され、車両数に余裕ができるとモ870形は余剰気味になり、[[1988年]](昭和63年)に1編成が[[廃車]]された。
 
残った2編成はその後も大きな変化はなく使用され続けたが、[[1990年代]]に入って冷房車が一般的になり、[[冷房]]を搭載していなかったモ870形についても[[1996年]](平成8年)~[[1997年]](平成9年)にかけて屋根上に[[冷房機]]の搭載を行う改造が行われた。この際、側窓と扉の小型化による側面開口部縮小<!--おそらく車体強化目的-->、一部側窓の固定化、側面飾り帯撤去、[[集電装置|パンタグラフ]]形状の変更(Z形→菱形)、[[行先表示機]]の大型1個化と電動化、既存の尾灯の位置変更(若干下に)、前面窓下への[[尾灯]]増設といった車体更新がなされた。これにより、札幌市電独特の側面形状が失われた。