「南備讃瀬戸大橋」の版間の差分

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'''南備讃瀬戸大橋'''(みなみびさんせとおおはし)は[[瀬戸大橋]]海峡部最南端の[[橋]]。
[[画像:MinamiBisanSetoOhashi.jpg|250px|thumb|南備讃瀬戸大橋(手前側)]]
 
全長1723[[メートル|m]]、[[鉄道]]と[[道路]]が走る道路鉄道併用の[[吊り橋]]である。[[塩飽諸島|三つ子島]]を挟み北に[[北備讃瀬戸大橋]]が連なる2連吊り橋(三つ子島側[[橋台]]"4A"を共用)となっており、その先には[[塩飽諸島|与島]]がある。内陸側には[[番の州高架橋]]が繋がっている。橋桁下は[[備讃瀬戸南航路]]として大型タンカーなども往来することが出来る。また、橋に隣接して[[瀬戸大橋記念公園]]がある。
 
[[橋脚]]と橋台の[[基礎]]は、海底を[[岩盤]]面まで掘削した上に構築されている。特に番の洲側の橋台"7A"と2本の橋脚"5P"、"6P"の基礎は掘削後の水深が32m〜50mという大水深のため、世界で始めて、造船所で製作した[[ケーソン]]を現地に曳航してきてから沈めてコンクリートを充填し基礎とする「設置ケーソン工法」が用いられた。
全長1723[[メートル|m]]、[[鉄道]]と[[道路]]が走る道路鉄道併用の[[吊り橋]]である。[[塩飽諸島|三つ子島]]を挟み北に[[北備讃瀬戸大橋]]が連なり、その先には[[塩飽諸島|与島]]がある。内陸側には番の州高架橋が繋がっている。橋桁下には[[備讃瀬戸南航路]]として大型タンカーなども往来することが出来る。また、橋に隣接して[[瀬戸大橋記念公園]]がある。
 
==データ==
*橋梁形式:3:3径間連続補剛トラス吊橋
*着工:[[1978年]]([[昭和]]53年)
*竣工:[[1988年]](昭和63年)
*全長:1:1,723m
*中央径間:1,100m(完成時点で日本最長)
*中央支間:1,100m
*側径間:274m
*メインケーブルの太さ:直径1.07m
*橋脚の高さ
*:'''5P'''(三つ子島側''':194m):194m
*:'''6P'''(番の州側''':186m):186m
 
== 隣接する橋梁 ==
[[北備讃瀬戸大橋]]-'''南備讃瀬戸大橋'''-[[番の州高架橋]]
 
== 参考資料 ==
*河口栄二著、『瀬戸大橋をかけた男』(三省堂、1988年、ISBN 4-385-35326-3)
*藤川寛之著、財団法人交通研究協会発行『本州四国連絡橋のはなし-長大橋を架ける-』(成山堂書店、2002年、ISBN 4-425-76111-1)
 
==関連事項==