「ムーンクラフト・紫電」の版間の差分

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== 概要 ==
レーシングカーデザイナーの[[由良拓也]]が率いるムーンクラフトが企画開発したスポーツカー。名前の由来は、由良がカウルのデザインを行ない[[1977年]]に誕生した[[富士グランドチャンピオンレース]](富士GC)用マシン「紫電77」の再来とされたことによる<!--(同車が、記憶に残ったものの記録に残らなかったレーシングカーとなった事が尾を引いているものと見られ。それと比べるとこちらの方は記憶にも記録にも残る名車となったろう)-->
 
安全性と運動性能とを高い次元で両立させるべく、車両のベースにはライリーテクノロジー社のデイトナプロト([[デイトナ24時間レース]]参戦を主目的としたプロトタイプレーシングカー)「ライリー MK XI」が流用されているが、パイプフレームの一部以外はオリジナルの設計となっている。車両の前後左右にはカーボン製の衝撃吸収構造体が設置されており、高い安全性が確保されている。<!--ただ、市販目的のため、エンジンは[[1UZ-FE]]となっている。-->
 
ただし、[[プロトタイプレーシングカー]]をベースに設計されており、車両形状はかつての[[グループC]]カーを髣髴とさせる空力処理が施され、限りなく純粋なレーシングカーに近い車である。同様な例として、[[Vemac#RD320R・RD350R・RD408R|Vemac]]シリーズや[[ASL・ガライヤ]]等(いずれも[[2007年]]のSUPER GTのGT300クラスに参戦中)があるが、これらは現在のSUPER GTにおいて、「勝てる車両」をプライベートチームが手に入れることの難しさによるものであろう。
 
===レース活動===