「粟粒熱」の版間の差分

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'''粟粒熱'''(ぞくりゅうねつ、[[英語|英]]:''Sweating sickness''、''military fever''、[[ラテン語]]:''sudor anglicus'')は[[イングランド]]と後に[[ヨーロッパ]]を襲った、悪性の[[病気]]、[[1485年]]に登場し、[[1551年]]以降現れていない。症状の発祥は急激であり、数時間のうちに死にいたる場合もあった。現在でも原因は不明である。
[[Image:Euricius cordus - englisch schweiss.jpg|250px|right|thumb|1529年、マールブルクで発行された粟粒熱に関する書物の表紙。粟粒熱を''Eyn Regiment''と表記している。]]
 
== 流行の繰り返し==
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[[回帰熱]]も原因の1つとして挙げられている。この病気はシラミやダニにより広がり、ほとんどの場合、粟粒熱が発生したのと同じ夏の時期に発生する。しかし、回帰熱はかまれた場所が黒いかさぶたとなり、その後発疹となる様にはっきりとわかるのであるが、この時代の人々はこのような明らかな徴にあまり注意していなかった。そのため、病気の識別は確かなものではなかった。最近では、[[腎症候性出血熱|ハンタウィルス]]説が提案されており、この病気の原因と考えられるものとして興味深いものである.<ref>[http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?artid=1043971 http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?artid=1043971]</ref>。しかし、ハンタウイルスの感染の臨床的な特徴としては、粟粒熱の進行と一致するものではない。特に、ハンターウィルスは人から人への感染が非常に稀ににしか観測されないが、粟粒熱はこれが主な感染方法であると考えられているのである<ref>[http://www.findarticles.com/p/articles/mi_qa3874/is_200101/ai_n8939673 http://www.findarticles.com/p/articles/mi_qa3874/is_200101/ai_n8939673]</ref>。
 
しかし、ハンターウイルス心肺症候群(HPS)の感染は粟粒熱の描写に非常によく似ており、答えるべき質問が多数残されていることにより、他の要因にしてもドア定説開けられたままのない状態である。
 
==関連項目==