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| Type = [[スタジオアルバム]] |
| Artist = [[ドリーム・シアター]] |
| Background = orange|
| Cover = |
| Caption = |
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'''オクタヴァリウム''' (Octavarium)は、ドリーム・シアターの8枚目のスタジオアルバムで、[[日本]]では[[2005年]][[6月8日]]に発売された([[2005年の音楽]]も参照)。
 
[[ニューヨーク]]の[[:w:The Hit Factory|The Hit Factory]]で録音された最後のアルバムという名誉を受けた。「スコア」のDVDに収録されたドキュメンタリーによれば、[[ジョン・ペトルーシ]]はこのアルバムが最高の作品だと考えている
「スコア」のDVDに収録されたドキュメンタリーによれば、[[ジョン・ペトルーシ]]はこのアルバムが最高の作品だと考えている。
 
==楽曲==
オクタヴァリウムは、6枚目のスタジオアルバム[[シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス]]から始まったパターン、すなわち6曲でタイトルに「6」(six)があることを引き継いでいる。[[トレイン・オブ・ソート]]は、7曲を収録した7作目のスタジオアルバムである。バンドによる8作目のスタジオアルバム・オクタヴァリウムは、すでに言及されたこととして、8曲でタイトルが「8」に関係するという、両方のアルバムで明らかな「傾向」を引き継いでいる。そのパターンは9作目の『[[システマティック・ケイオス]]』でも、全8曲のみだが最初の曲はちょうど9分という、異なった形で続いている。
バンドによる8作目のスタジオアルバム・オクタヴァリウムは、すでに言及されたこととして、8曲でタイトルが「8」に関係するという、両方のアルバムで明らかな「傾向」を引き継いでいる。
そのパターンは9作目の[[システマティック・ケイオス]]でも、全8曲のみだが最初の曲はちょうど9分という、異なった形で続いている。
 
アルバムの全曲は異なった[[短音階]]で、F([[ヘ短調]])から始まり、それからG([[ト短調]])、A([[イ短調]])、B([[ロ短調]])、C([[ハ短調]])、D([[ニ短調]])、E([[ホ短調]])と続き、そしてF([[ヘ短調]])に戻る。これは、[[ライナーノーツ]]中の[[ト音記号]]横の[[調号]]で明らかである。また、曲の組の間、すなわちCDにおいて先行する2番目のペアの曲での負の時間として表現される変わり目は、それぞれのペアと関連した臨時記号の一致によって作られる。例えば、「パニック・アタック」で続く[[シンセ|シンセサイザー]]のソロ([[ハ短調]])は、次の曲の「ネヴァー・イナフ」([[ニ短調]])での負の時間として位置し、[[嬰ハ短調]](C# minor)である。
これは、[[ライナーノーツ]]中の[[ト音記号]]横の[[調号]]で明らかである。
また、曲の組の間、すなわちCDにおいて先行する2番目のペアの曲での負の時間として表現される変わり目は、それぞれのペアと関連した臨時記号の一致によって作られる。
例えば、「パニック・アタック」で続く[[シンセ|シンセサイザー]]のソロ([[ハ短調]])は、次の曲の「ネヴァー・イナフ」([[ニ短調]])での負の時間として位置し、[[嬰ハ短調]](C# minor)である。
 
==黄金比==
多くのファンは、[[黄金比]]への循環的参照、特にアルバムの絵の中の「5」や「8」について述べている。
黄金比は、歴史的な芸術や自然において一般的である。オクタヴァリウム (Octavarium) 自身が5つの音節を持ち、8を暗示している。「5」と「8」の使用は、1[[オクターヴ]]での[[ピアノ]]上の白鍵(幹音・本位音)の数(8)と黒鍵(シャープ/フラットのついた音符)の数(5)に由来する。また、バンドが始まった[[1985年]]から[[2005年]]までのバンドメンバーの数に関連し、オクタヴァリウムはバンドの8番目のスタジオアルバムで、続く「スコア」は5作目のライヴアルバムである。
黄金比は、歴史的な芸術や自然において一般的である。
オクタヴァリウム (Octavarium) 自身が5つの音節を持ち、8を暗示している。
「5」と「8」の使用は、1[[オクターヴ]]での[[ピアノ]]上の白鍵(幹音・本位音)の数(8)と黒鍵(シャープ/フラットのついた音符)の数(5)に由来する。
また、バンドが始まった[[1985年]]から[[2005年]]までのバンドメンバーの数に関連し、オクタヴァリウムはバンドの8番目のスタジオアルバムで、続く「スコア」は5作目のライヴアルバムである。
 
いくつかの「5」と「8」がアルバムから参照できる。
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Due to its unusual name, many Dream Theater fans speculated on what they believe to be the meaning of the album's title.{{Fact|date=April 2007}}
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はじめにバンドがつけようとしていた名前は、ずばり「オクターヴ」だった。しかし、[[プログレッシヴ・ロック]]バンドのSpock's Beardが2005年の初めに(8作目の)アルバム''Octane''を発売し、ドリーム・シアターは少し異なる名前をつけることを決めた。
しかし、[[プログレッシヴ・ロック]]バンドのSpock's Beardが2005年の初めに(8作目の)アルバム''Octane''を発売し、ドリーム・シアターは少し異なる名前をつけることを決めた。
 
やがて、''Octave''として知られる期間を参照する[[カトリック]]の礼拝の本である''Octavarium Romanum''を参照したタイトルを考えた。
 
また、音楽用語「オクターヴ」にも共通している。「[[根音]] (Root)」、2nd(2度)、3rd, 4th, 5th, 6th, 7th, 「オクターヴ」ときて、最初の曲のタイトルは"The '''Root''' of All Evil"である。ほかにも、タイトルはラテン語で「様々な(varium)8つ(octa)」を意味すると理論付けられ、それが全8曲でありバンドがアルバムの8曲がすべて異なったスタイルであると述べたことを示唆している。しかしながら、これは不正確なラテン語である。ラテン語で、8は"octo"で"octa"ではなく、"varium"は複数が求められるのであれば特異な表現である。
ほかにも、タイトルはラテン語で「様々な(varium)8つ(octa)」を意味すると理論付けられ、それが全8曲でありバンドがアルバムの8曲がすべて異なったスタイルであると述べたことを示唆している。
しかしながら、これは不正確なラテン語である。ラテン語で、8は"octo"で"octa"ではなく、"varium"は複数が求められるのであれば特異な表現である。
"octavus"がラテン語で「8番目」を指すことから、この理論はおそらくオクタヴァリウムがバンドの8番目のアルバムという事実から導かれた。
 
別の解釈は、"-arium"の接尾語は何かが保持されている場所を指すために使われ、この場合は「オクターヴ」である。タイトルトラックの歌詞を考え、''octave''と''-arium''の言葉から[[かばん語]]"octavarium"を作ることで、このことは真実に最も近いとわかる。
タイトルトラックの歌詞を考え、''octave''と''-arium''の言葉から[[かばん語]]"octavarium"を作ることで、このことは真実に最も近いとわかる。
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==Pre-release leaking==
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* [http://dt.spatang.com/octavarium.php Octavarium Analysis]
 
[[Category{{DEFAULTSORT:2005年のアルバム|おくたうありうむ]]}}
[[Category:2005年のアルバム]]
 
[[bn:অক্টাভেরিয়াম]]