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'''垂木'''(たるき)は[[木造]]・[[鉄骨構造]]などの建築にける小屋組部材の名称。軒桁-[[母屋]]-[[棟木]]の上に等間隔に渡される。上に野地板や[[構造用合板]]などを張り、[[屋根]]下地とすることが多い。多くは軒天井・[[鼻隠]]等をして隠してしまうが、化粧垂木とする場合は、構造上の垂木の下に勾配をゆるくして化粧材で作った垂木を並べて造られることもある。
 
==== 構造 ====
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一般の木造建築では、流れ方向に垂直に配置することが多い。寄棟などの隅木がある場合には、'''配付け垂木'''と呼ばれる隅木に影響されて長さの異なる垂木を隅木のある流れに配置する。大陸の古い建築や日本国内の古い寺院建築等では、棟から放射線状に伸びるように並べることもある。
 
[['''化粧垂木]]'''は、構造用の垂木の下にさらに化粧材で組む必要がある。その場合勾配を若干ゆるくして造られることもあるが構造用の垂木に化粧材を用いてその背後となる、軒天井の板を張ることもある。その場合、野縁などで底をあげて野地板を張ることもある。垂木の木口には、屋根仕上げや意匠に合わせて鼻隠や銅板などで覆うことが多い。