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[[フォルセティ]]([[英語]]:Forseti)は[[北欧神話]]における司法神。[[アース神族]]で、'''[[バルドル]]'''と'''[[ナンナ]]'''の息子。正義、平和、真実を司る。
 
'''[[グリトニル]]'''([[古ノルド語]]:Glitnir、[[独語]]:Glastheim ;「輝くもの」という意味を持つ)と呼ばれる彼の宮殿は、[[黄金]]の柱と[[]]の屋根でできており、その輝きは遠く離れた所からでも見えたという。
さらに「[[ギュルヴィたぶらかし]]」には、もめ事を持ってきた者がこの場所で全員和解して帰って行くことから、グリトニルが[[アース神族|神々]]や人間にとって一番良い[[法廷]]であると書かれている。<ref>V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』[[谷口幸男]]訳、新潮社版、1973年、239ページより。</ref>
 
フォルセティは[[アースガルズ]]中で最も賢明かつ雄弁な神であると考えられている。父バルドル同様、平和を愛する優しい神であったので、彼の裁きを受けた者は、彼の判決に従う限り、安全に生きることができた。