削除された内容 追加された内容
Eno (会話 | 投稿記録)
m lk
ムカイ (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
1行目:
'''土台'''(どだい)は、建築で、基礎の上に横にして据える材のこと。この材に、ほぞ穴をあけて[[柱]]を差し込む。近年では専用の金属プレートを用いて固定するケースも増えている。
 
== 構造 ==
現在の住宅では一般的に、'''側土台'''・'''間仕切土台'''・'''火打土台'''の三つが敷かれる。側土台は、平面形外周を構成するものであり、部屋の間仕切を構成するために間仕切り土台が敷かれる。それらの土台の主要な交差部分には、それぞれの辺を土台より小柄の角材で斜めに繋いで火打ち土台とし、歪みを防ぐ。[[継ぎ手]]は、主に'''腰掛かま継ぎ'''や腰掛あり継ぎが用いられる。
 
一般的に水平に施工された[[コンクリート]][[基礎]]の上に敷く。古くは水平になるように並べられた石([[礎石]])の上に敷かれていた。近年の多くは、錐などで穴を開け、予め基礎に固定してある[[アンカーボルト]]にとおして[[座金]]を敷き、[[ナット]]で固定する。予めほぞ穴や[[仕口]]を作っておきその上に柱や大引等を入れていく。
 
== 防腐土台 ==
 
過去には地面に近いため[[湿気]]に強い[[クリ|栗]]や[[ヒノキ|檜]]、アピトンを主に用いていたが、現在は[[ヒノキ|檜]]および檜集成材、カラマツ集成材、ベイツガなどが主に用いられており、多くは加圧注入による防腐処理が施されている。