「アナログシンセサイザー」の版間の差分

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[[画像:Minimoog.JPG|thumb|200px|right|アナログシンセサイザー [[モーグ・シンセサイザー|ミニモーグ]]]]
'''アナログ・シンセサイザー'''は、[[シンセサイザー]]の中で[[アナログ回路]]を用いて音声合成を行う機種に対する呼称。<br/!--音声信号は連続的に変化する電圧として扱われる。-- 要確認-->
 
==歴史==
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==音の特徴==
*独特の音の艶と暖かさ
:アナログ回路が持つ共鳴効果により、生楽器と同様ではないが楽器として不可欠な音の響きが存在する。<br/!--また、アナログ回路の周波数特性は下はDC(直流)から上は100KHzくらいまで伸びているので、音に艶と臨場感が存在する。--~~周波数特性はチップメーカーによって違います-->
*チューニングのあいまいさ
:アナログ回路の特性やチューニング作業が生楽器と同様であることなどにより、音程に平均律よりも数セントのずれが生じる。また、時間軸でも音程に揺らぎが存在する。<br/!--このため、和音に生楽器と同様の響きが出てくる。-->
 
==音源回路の構成==
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電圧制御式の先駆的存在である[[モーグ・シンセサイザー]]は、この制御電圧を「1オクターブ/1ボルト」と定義し、他のメーカーも概ねこれに倣った(MSシリーズ以前のコルグ等「周波数/ボルト」を採用した機種も存在する)。この為、シンセサイザーはメーカーの別に関りなく制御信号をコードで接続して混合使用する事が可能であり、任意のメーカーの鍵盤やシーケンサーで異なったメーカーの音源を制御する事も可能だった。
 
ただし単音1つにつき、CVとGATEの情報をそれぞれ別のコードで送る必要があった。その為、配置や接続に必要な機材と手間は膨大なものとなり、精密機械であるシンセサイザーの接続であるがゆえのトラブルも少なくなかった。さらに、[[ポリフォニックシンセサイザー]]の登場で、送受信される情報量が増加した。これらの状況に対して各メーカーはそれぞれ独自の対応規格を考案していたが、デジタル技術の進展に伴い、1982年にメーカー間の協議で「'''[[MIDI]]'''」が規格化された。
 
==需要と供給の変遷==