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複数のギタリストの在籍していた[[ロック (音楽)|ロック]]系のバンドにおいては、[[1960年代]]半ばまで、このリズムギター在籍の形態が主であった。日本では、ほぼ同時期の[[グループサウンズ]](GS)において、(やはり、ギタリストが2名以上いる場合の多くのパターンで)採用されていた方式、または、パートである。時代が下って、[[矢沢永吉]]の在籍していたバンド「[[キャロル (バンド)|キャロル]]」では、ジョニー大倉が、リズムギターのパートを担っていた。
 
日本において、最もわかり易く音源も入手しやすい例は、[[1962年]]デビューの、[[ビートルズ]]の初期の楽曲である。主に[[ジョン・レノン]]が担当していた。ただし、中期以降は、曲に応じて、[[キーボード (楽器)|キーボード]]が導入されてギターが1台しか入っていなかったり、リードギター以外のギターが[[フレーズ]]を弾いていて、リズムギターというよりは、サイドギターという方が相応しい演奏もある(「主に」としたのは、例外があるからである。前期ではないが、後期のヒット曲「[[ゲット・バック]]」に於いては、ライヴ演奏での録音も行われたのにもかかわらず、ジョン・レノンがリード・ギター、[[ジョージ・ハリスン]]が完全なリズム・ギターとなっていた。詳細は、[[ザ・ビートルズ]]の記事を参照のこと)。
 
[[ローリング・ストーンズ]]については、それまでの通説やイメージとは異なり、初期において、[[ブライアン・ジョーンズ]]、[[キース・リチャーズ]]といった、2名のギタリスト共にギターソロを弾くことが可能であった。さらに、実際に両者共に、曲のタイプに合わせて役割分担していたために、単純に「リズムギター担当がどちら」とはいい難い。強いていうなら、「ブライアン」脱退後加入した[[ミック・テイラー]]が、主にリードギターに専念していた際には、「キース」がギターのバッキングで[[リズム]]を刻むことが多かった。キース自体は、リズムギターの重要性やギターカッティングの地位を向上させたともいえるが、彼は、初期やその後の[[ロン・ウッド]]加入後に、リードギターのパートを、曲ごとに弾き分けていることからも、単純に「キースがリズムギター担当」と解釈してよいのかは、疑問の余地がある。